「しまくとぅば」が飛び交い、うちなーメロディーが響く。東京・四谷の雑居ビルの一角。店内のテーブルをさりげなく回り、笑顔を振り向ける。古里を慕う沖縄県出身者、県外の沖縄好き、米軍基地行政に携わる防衛省関係者。さまざまな人が集う店は、沖縄を基軸にする社交場だ。 高校まで沖縄県うるま市で育った。