第46回もとぶ八重岳桜まつりが20日から沖縄県本部町の八重岳で開かれる。町は山頂に向け伸びる桜並木の入り口付近にあるカンヒザクラの木を今年から「迎え桜」と名付け、準備を整えてきた。平良武康町長は15日の記者会見で「開花の状況にはまだばらつきがあるが、満開の迎え桜を楽しんで」とPRした。

 「迎え桜」の由来は入り口付近にあるほか、例年どの木よりも早く花を咲かせ満開になるからという。早くも県外客などが訪れ、鮮やかな色の桜を写真に収めている。

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 町観光協会によると、4.2キロに約7千本が植えられている桜並木は現在1~4分咲きほど。花見期間は来月4日まで。1月20、21日は八重岳桜の森公園で各種イベントが開かれる。今年は新型コロナの影響で中断していた「石くびり大会」も再開され、ほぼ例年通りの開催となる。(北部報道部・前田高敬)