沖縄電力(本永浩之社長)は31日、2024年3月期の中間決算(連結、23年4~9月)を発表した。売上高は前年度同期比9・9%増の1305億100万円、中間純利益は32億3800万円で4年ぶりの増収増益となった。

 発電に必要な燃料費の増減を電気代に反映する料金改定が黒字につながった。一方、7月に具志川火力発電所であった石炭を陸揚げする設備の事故による支出増もあり、純利益は中間決算として過去3番目に低い水準だった。中間配当は1株5円とした。

 販売電力量は3・5%減の...