南日本警備保障(沖縄市、島袋哲安(のりやす)社長)がこのほど、ガス消費者からの緊急時連絡と一時対処に必要な認可を県から受けて、保安業務の受託を始めた。同社によると、警備会社による保安業務受託は県内初。ガス会社夜勤者の負担軽減や業務の効率化につながっているという。

 警備員が保安業務員の資格を取得し、夜間の電話対応と、電話を受けて迅速に駆け付け、トラブル原因の調査など一時対処を担っている。警備会社の強みである24時間対応のコールセンターや、駆け付け業務を生かしたサービス。

 同社は7月にひまわりガス(沖縄市、前原雅司社長)と委託契約を結び、サービスをスタート。これらの業務はLPガス販売店に義務付けられており、これまで、ひまわりガスの職員が夜間に待機し対応していた。前原社長は「社員の負担が...