第76回西南部会の開催にあたって

第76回日本薬理学会西南部会
会長　筒井　正人
琉球大学大学院医学研究科薬理学講座　教授

この度、第76回西南部会を担当させていただくことになりました。歴史と伝統のある本学術集会の会長を拝命し、大変光栄に存じます。貴重な機会をいただきました西南部会の関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

西南部会は、九州・沖縄地方の全ての県、中国地方の山口県、島根県、鳥取県、および四国地方の愛媛県と高知県において、薬理学を研究する医師・薬剤師・歯科医師・獣医師・看護師・大学教官・企業研究者等の学識経験者により構成される部会です。本部会は、近年急速な進歩をみせる薬理学分野の最先端の情報を学べる貴重な機会となっております。

プログラムは、特別講演、YIAセッション、次世代薬理学セミナー、一般演題、企業セミナーを予定しております。特別講演１では、日本薬理学会理事長の赤羽悟美先生（東邦大学医学部生理学教授）に「カルシウムシグナルの制御機構と細胞恒常性維持における意義」についてご講演いただきます。また、特別講演２では、鈴鹿医療科学大学学長の豊田長康先生（元三重大学学長）に「日本の研究競争力低下の因果構造と今後の予測」についてご講演をいただきます。

情報交換会は、送迎バスで那覇市の波の上うみそら公園に移動してRESORT MAGICでバーベキューを楽しんでいただきます。学会はノーネクタイのラフな服装でご参加下さい。情報交換会ではYIAの表彰式を行いますので、YIA応募者はご参加下さい。

会期の2023年10月7日（土）は、2日後の月曜が休日（スポーツの日）で、3連休の初日です。土曜は西南部会に参加して、日曜はのんびりと沖縄観光を楽しんでいただければと思っております。多くの皆様のご参加をお待ちしています。