2022.10.01

Enjoy Romancecar

特急ロマンスカーに乗ったら見逃せない
車窓からの眺望ポイント5選

ロマンスカーは全席指定、乗り換えなしで箱根までいける特急列車です。窓が大きなロマンスカーから見えるきれいな景観は、旅の気分を高めてくれます。せっかくなら、移動時間も明るい気持ちで楽しく過ごしたいものですよね。そこで今回は、ロマンスカーに初めて乗車する前に知っておきたい5つの車窓ポイントをご紹介していきます。

01 今回は特急ロマンスカー・
GSE(70000形)に乗車

現在運行するロマンスカーは、人気の展望席があるGSE(70000形)をはじめ、MSE(60000形)、EXEα(30000形)、EXE(30000形)の4つの車種があります。それぞれの車種に特徴がありますが、今回はロマンスカーの車窓がよりダイナミックに楽しめるGSE(70000形)から見ることができる車窓を紹介します。

PICK UP
ロマンスカーの大きな車窓

ロマンスカーに乗車すると大きな窓から沿線の移り行く景色を存分に楽しむことができます。中でも、GSE(70000形)は高さ1mの連続窓を全車両に採用しているため、よりダイナミックな景色を楽しむことができます。また、ロマンスカーの象徴である展望席は、運転士になったような気分を味わうことができるとても人気の座席です。

02 知らないともったいない!
ロマンスカーの座席配置

ロマンスカーの座席は、どの車種もA〜Dの4列の座席配列になっています。座る座席で見える景色も異なるため、どの席に座るかも重要です。AB席からは、広大な田園風景や箱根湯本駅周辺の温泉街の街並みを楽しむことができ、CD席からは富士山や丹沢山系などを楽しむことができます。オンラインで購入する場合、ロマンスカーは発車の3分前まで空いている座席から指定して購入することができるため、自分の見たい景色に合わせて座席を選択することもできます。

03 特急ロマンスカー
5つの眺望ポイント

旅の玄関口 新宿

箱根旅の玄関口となる新宿エリアでは、ロマンスカーの展望席から見える都会の高層ビル群が、私たちの心をわくわくさせてくれます。

5つの眺望ポイント1

多摩川を渡る景観(和泉多摩川駅〜登戸駅間)

おすすめ席CD席

新宿の高層ビル群から少し離れた、和泉多摩川駅と登戸駅の中間地点を流れる多摩川は眺望ポイントです。青い空と緑の芝生、太陽の光を反射してキラキラとかがやく川の流れに心が癒されます。

5つの眺望ポイント2

広がる田園風景(愛甲石田駅~秦野駅間)

おすすめ席AB(CD)席

愛甲石田駅から秦野駅間は視界がひらけてどこか懐かしさを感じる田園風景が広がります。A〜D席のどの席からも眺めることができますが、大きな山がなく、田畑と青空のコントラストをより強く感じられるAB席からの眺めがおすすめです。

5つの眺望ポイント3

谷川のある風景(渋沢駅〜新松田駅間)

おすすめ席CD席

渋沢駅から新松田駅間は箱根や丹沢の山々が近くなり、トンネルや谷川の景観が多くなります。新松田駅周辺では、酒匂川に続く渓流が線路と並走するように流れ、山々を間近に感じることができます。

5つの眺望ポイント4

酒匂川から見る富士山(新松田駅~栢山駅)

おすすめ席CD席

ロマンスカーからの眺望でもっとも多くの人の心を惹きつけるのが、車窓から見える富士山です。富士山を見ることができるスポットはいくつかありますが、特に長い間富士山を楽しめるのは新松田駅から栢山駅間のCD席です。晴れた日でも雲が多いと隠れてしまうことが多いので、富士山が見えるといいことがあるかもしれません。

5つの眺望ポイント5

遠くに広がる丹沢山系の山々(小田原駅周辺)

おすすめ席CD席

伊勢原駅から小田原駅間CD席の奥に見える丹沢山系の山々。小田原駅付近では、雄大なその姿をよりはっきりと見ることができます。田畑や街並み、青空と重なって、さまざまな表情で私たちを楽しませてくれます。小田原駅から箱根湯本駅間のAB席の車窓からは、箱根駅伝の中継でもお馴染みの箱根の景色を見ることができます。

 
 
特急ロマンスカーの車窓が、箱根旅をより楽しく

美しい景観を眺めながらの移動はあっという間で、いつもよりワクワクした気持ちで箱根旅をさらに充実させることができます。移動時間も楽しむ旅のお供に、みなさんも特急ロマンスカーを利用してみてはいかがでしょうか。