日本にもあったんだ！日本国内にある神秘的な「青の洞窟」6選

北海道にある「小樽青の洞窟」は札幌から車で1時間ほどのニセコ積丹小樽海岸国定公園の中にあります。
洞窟内は、コバルトブルーの神秘的な光景が広がります。
入り口が広めなので、小型船で入れるのが特徴で、小樽港や塩谷港を出発し海岸線や青の洞窟をめぐるツアー、グラスボートで訪れるツアーなどがあります。
海岸線にはロッククライミングの名所・赤岩山や、岩場に窓のように穴が空いた窓岩など、おもしろい地形がたくさん！

【所在地】
北海道小樽市色内3-3-1

【アクセス】
小樽港へはJR小樽駅から徒歩15分または車で3分
塩谷港へはJR塩谷駅から徒歩25分、または車で5分

岩手県にある「八戸穴」は浄土ヶ浜の内湾にあり、入った人には幸運が訪れると言われている青の洞窟です。
昔この穴に入っていった犬が、数年後に青森の八戸市で見つかったという伝説が名前の由来となっています。
洞窟の入り口は半分海に浸かっているのでとても狭く、サッパ船と呼ばれる小型の船で中へ入ります。
季節によってエメラルドグリーンやコバルトブルーなど色が変わります。
穴の入り口から差し込む太陽光に透明な海水が美しく青く輝くことから、陸中の青の洞窟とも呼ばれるようになりました。

【所在地】
岩手県宮古市日立浜町32-4

【アクセス】
宮古駅から奥浄土ヶ浜行で20分、「奥浄土ヶ浜」バス停下車そば
宮古駅から宮古病院行で13分、「浄土ヶ浜ビジターセンター」バス停下車徒歩15分

新潟県にある「竜王洞」は佐渡島の小木琴浦にある新潟の青の洞窟です。
佐渡島の最南端に海底溶岩の侵食でできたダイナミックな地形です。
やや広めの入り口をしているため、シーカヤックやモーターボートで洞窟内部に行き、船上から海の青を楽しめます。
凪の良い日中には海の色がコバルトブルーに染まり、青いだけではなく海底が見えるほど透き通っています。
海水の透明度も高いので、ダイビングやシュノーケリングスポットとしても人気です。

【所在地】
新潟県佐渡市琴浦

【アクセス】
小木港から車で約5分、両津港から車で約60分
または、バス亭・宿根木新田（小木線）から徒歩15分で最寄りの琴浦漁港まで行くことができます。（そこから竜王洞までは別途手段が必要です）

静岡県西伊豆にある「堂ヶ島天窓洞」は凝灰岩でできている海触洞窟で、静岡の青の洞窟で天然記念物にも指定されています。
火山灰や火山砂が堆積してできた凝灰岩が、独特のゴツゴツとした地形を形作っている堂ヶ島。
天窓洞は岩が波に侵食されてできた洞窟で、遊覧船やクルージングで訪れることができます。
入口は東口、南口、西口と3つあり、南口から入るクルージングでは、中央の天井が丸く抜け落ちて洞窟内に光が射しこんでいるのが見られます。
堂ヶ島は夕日の名所としても人気のスポットです。

【所在地】
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2910-2

【アクセス】
伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス松崎行きで70分
伊豆急下田駅から東海バス堂ヶ島行きで60分、堂ヶ島下車

聖域の岬は714年出雲の国引きの神話にも登場する能登半島最先端の地で、これまで誰も辿り着くことすらできなかった神秘の岬です。
長野県の分杭峠、山梨県の富士山と並ぶ、日本三大パワースポットの一つです。
「よしが浦温泉・ランプの宿」の敷地内にあり、洞窟内へも歩いて行ける遊歩道「青の洞窟」が整備されています。
暖流と寒流がぶつかり、更に大地の気流も流れ込むという自然界のパワーが集中する場所で、世界的にも珍しい地形と言われています。

【所在地】
石川県珠洲市三崎町寺家10-11

【アクセス】
能越道のと里山空港ICから車で80分

沖縄県にある「真栄田岬（まえだみさき）」は那覇市内から1時間程度で行くことができます。
洞窟の半分が海の中にあり、ブルーに輝く海を、神秘的な洞窟から見ることができます。
周辺の海は透明度が高く、熱帯魚やサンゴも生息しています。
初心者も気軽に行けるダイビングスポットで、海と魚と洞窟から漏れる光の幻想的な景色を楽しむことができます。

【所在地】
沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1

【アクセス】
那覇空港から車で約1時間
那覇空港から120番路線バス又は那覇バスターミナルから20番路線バス久良波バス停下車徒歩約20分

日本国内にも「青の洞窟」があります。
今は海外に行かなくても見られる、日本の「青の洞窟」を探してみませんか？