行ったら絶対食べてほしい！長野県のおすすめグルメ9選

長野は寒暖差が激しいことや澄んだ山水が美味しいことから、蕎麦の栽培には絶好の環境と言われています。至るところに名店があり、その蕎麦を求めて全国から集まるほど多くの人を魅了しています。
信州そばは地域によって色や風味が異なり、様々な味わいを楽しめます。

古くから親しまれている長野県を代表する郷土料理で、小麦粉やそば粉で作ったモチモチの皮に、バリエーション豊富な具材を包んだ饅頭のことです。
中の具材は長野県名物の野沢菜をはじめ、きのこ、かぼちゃ、切り干し大根、茄子など様々。食事系だけでなく小豆やクルミ餡、りんごペーストといった甘いスイーツ系も用意されています。
酒の肴やおかずにピッタリで、年代を問わず愛される優しい味わい。店舗によっては冷凍販売しているので、お土産にもおすすめです。

長野県の木曽地方や伊那地方に、古くから伝わる郷土料理。炊いたうるち米を潰したものに、甘辛い醤油のタレをつけて串焼きにしたものです。
かつては豊作への願いと感謝を込めて神前に供えられたと言われており、多くの人々から親しまれてきました。最近では食べ歩きグルメに最適と、観光客から人気を集めています。
形、タレの味は地域や店舗によって異なり、独自の個性が。楕円形が一般的ですが、円形や円盤型、団子状のものなど様々あります。くるみをすり潰した味噌味、ゴマとくるみを合わせた醤油味、ゆずや山椒を加えた味と味付けも種類が豊富です。

長野県は全国でも有数のりんごの産地。寒暖差が大きく、標高の高い果樹園で栽培された信州りんごは、甘み・酸味・食感のバランスが良く世界でも注目されている品種です。
そんなりんごをふんだんに使用した焼きりんごタルト、アップルパイ、バウムクーヘンなど見た目も可愛いスイーツは、人気のグルメです。

長野県の信州サーモンは、高い評価を得ている良質な養殖品種。「トロリとろける美味しさ」が特徴で、肉厚な身に風味豊かな旨味が凝縮されています。後味がさっぱりとしているので、いくらでも食べられてしまう美味しさ。
素材そのものの味わいを楽しむなら、やはり刺身がおすすめ！和食以外にもフレンチ、イタリアン、スパニッシュと様々なジャンルでも信州サーモンの味を生かせます。

長野県の人気B級グルメといえば、駒ヶ根地方発祥のソースカツ丼。一般的なカツ丼は卵でとじた料理ですが、駒ヶ根では特製ソースにたっぷり浸けたロースカツがドンっと乗ってきます。
具材はカツと千切りキャベツのみで、他の具材は一切入れてはいけないルールだとか。シンプルだからこそ、素材本来の旨味と風味がギュッと凝縮されています。
ボリューミーな見た目も、楽しみの一つ。丼から溢れんばかりの大きなカツには、驚くこと間違いなし！

長野県伊那地方で誕生したご当地グルメ。古くから地元民に愛され続けており、伊那では約90軒もの店舗で食べることができます。
ローメンとは、蒸した太めの中華麺に羊肉と炒めた野菜を加えた麺料理。ラーメンのように汁ありタイプと焼きそば風の汁なしタイプの2種類があります。
テーブルには酢、醤油、ごま油、ウスターソース、七味が常備されており、自分好みに味付けして食べるのが特徴。バリエーション豊富で、色々な味を試せるのがおすすめのポイントです。

熊本県、福島県と並び「日本三大馬刺し」の一つに数えられる長野県。馬肉を食べる文化は年老いた農耕馬を食すところから始まったと言われ、県中南部の飯田や伊那地域などではその文化がより根付いているとか。
馬肉は低カロリーで高たんぱく質、さらに栄養価も高くビタミン・ミネラルなども豊富とされおり女性にも人気です。

「ナガノパープル」は巨峰とリザマートを交配した黒ブドウで、2004年に品種登録された高級ブドウです。
種がなく皮まで食べられ、しかも大粒なのでとても食べ応えがあります。黒ブドウなので皮にはポリフェノールがたっぷり含まれているのも嬉しいポイントです。その味は親となる巨峰に勝るとも劣らない糖度でありながら、程よい酸味があるためさわやかな甘さと言われています。
長野県での収穫は9月上旬から10月上旬にかけてで、旬は9月中旬から下旬となります。
ブドウの実をそのまま味わうのはもちろん、パフェやタルトなどのスイーツでも堪能したい秋の味覚です。