異国文化に魅了される国！インドのおすすめ世界遺産7選をご紹介

タージ・マハルはインドで最も有名な世界遺産。インドを初めて旅行する人のほとんどが必ず訪れる人気の観光スポットです。

一見すると宮殿のようですが、実はムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンの愛した妃のお墓。全てが大理石で造られた建物で、どこから見ても美しく輝いています。

また、建物も庭園も緻密に計算されており、見事な対称性を誇るのも特徴。たった一人のために建てられた豪華な建物を見れば、歴史ロマンに感動すること間違いなしですよ♪

エローラ石窟群は、インドの商業都市として知られるムンバイにある世界遺産。5世紀から10世紀のあいだに建てられた仏教寺院や、ヒンドゥー教寺院などで構成された遺跡です。

訪れて驚くのは、その規模の大きさ。石で造られた建物は圧倒的な重厚感を誇り、木造建築が多い日本では見られない光景が広がっています。

また、エローラ石窟群は石を積み重ねたのではなく、丘を削りながら造られたとても珍しい建築。それぞれの宗教が誇示するために作った美しい装飾の数々も、とても見応えがありますよ！

ブッダガヤの大菩提寺はインド北東部にある世界遺産。6年以上瞑想を続けた釈迦が、悟りを開いた場所と言われています。

寺院で最も目立つのは、高さ50メートル以上を誇る巨大な主塔。レンガで造られており、頂上に至るまで幾何学模様の美しい彫刻が施されています。

また、釈迦が悟りを開いたとされる菩提樹やその下にある金剛宝座、釈迦が沐浴をしたとされる蓮池、本殿にある黄金の像と敷地内に見どころがたっぷり！日本語ガイド付きのツアーに参加するのもおすすめです。

赤い城の建築物群は、インド北部の大都市デリーにある世界遺産。ムガル帝国時代に造られたお城で、別名レッド・フォートと呼ばれています。

赤い城は赤砂岩を使って造られており、昼間に見てもまるで夕日に照らされたかのように赤く美しい姿を見ることが♪ライトアップされて幻想的な姿が浮かび上がる夜の光景も、見応えがあります。

メインの赤い城以外にも、アーケードにお店が並ぶチャッタ・チョウクや大理石で造られたモスクのモーティー・マスジドなど、周辺にも見どころがたくさんありますよ！

フマユーン廟もデリーにある世界遺産。ムガル帝国の第2代皇帝であるフマユーンの霊廟で、9年の歳月をかけて建てられたイスラム建築の傑作と言われる建物です。

赤い砂岩と白い大理石とを組み合わせて美しい幾何学模様を作り出したデザインや、水路で4つの正方形に分割された庭園など、見どころがたくさん♪

前後左右どこから見ても同じシンメトリーなデザインで、のちのタージ・マハル建築時のお手本とされた建物としても有名です！

デリーのレッド・フォートと並ぶもう一つの赤い城が、アーグラ城塞。ムガル帝国の首都がデリーからアーグラに移ったときに建てられたお城です。

建設したのは、大帝と呼ばれた3代目皇帝のジャラールッディーン・アクバル。彼の権威の大きさを象徴するように、かなりの大きさと威圧感を誇る建物となっています。

レッドフォートと同じく、敷地内には見どころがたくさん！また、夜になる光と音のショーが行われるので、スケジュールに余裕があればぜひ近くに宿泊して楽しんでみてください♪

ラージャスターンの丘陵城塞群は、6つの城塞を含む世界遺産。2013年に登録された比較的新しい世界遺産です。

なかでもジャイサルメール城は、最も見た目のインパクトが大きい建物。小高い丘の上に築かれた城塞都市で、夕暮れになると街全体が金色に輝きます。

また、クンバルガル城は20kmというインド最長の城壁を誇るお城。インドのほぼ全土をムガル帝国が支配した時代も、このお城を中心にメーワール王国は独立を保ったという、歴史的にも重要なお城です！

インドには、五千年という長い歴史を持つ国ならではの世界遺産がたくさん存在します。それぞれの時代で、さまざまな文化が混ざり合った土地だからこその、独特な建物が魅力ですね♪インド各地の世界遺産を巡って、ぜひ素敵な旅行を楽しんでください！