勢力図

1570年4月

信長包囲網.jpg

シナリオ概要

織田家対信長包囲網の様相を呈するシナリオ。
ただし連携して戦うわけではないので各個撃破され、織田が東西に拡大していく。
特に難易度上級では爆発的に拡大し、中級以下とは別のゲーム状態。
ただし中国方面は尼子家再興が起きて上月城が蓋になるため播磨でしばらく止まる。
松永はこのシナリオ限定(DLC,群雄繚乱を除く)。

参考として織田家の拡大の早さ(いずれも南部家を選択して放置)。

難易度開始時城数3年後城数備考
上級1848西は毛利・長宗我部と交戦
東は上杉・武田と交戦
中級1827浅井は滅んだが朝倉は健在
初級1823ほぼイベント入手の城のみ
六角すら健在

勢力別攻略

戸沢家

盛安に天下を取らせたいならここ。
居城は農村をすべて開発しても石高3000に満たない小城、武将は無特性のみで能力も戦法も悲惨。
初期外交はなく臣従も不可、動員できる国衆もない弱小勢力。

(攻略例、難易度上級・長寿)
周囲の動きに便乗して拡大しやすいため、このシナリオが最も難易度が低いと思われる。
最低限の戦力だけ確保、南部は無視(従属に応じるようになるまで仲介で封じ込め)して全力で南進するのがおすすめ。
のんびり兵糧を貯めている余裕はなく、とにかく出撃続きなのでチュートリアルで米問屋を立てておくのを推奨する。
初期石高では建設できないので農村を開発する必要がある。

最初の仲介係としては伊達か上杉が選択肢。
以降は伊達同盟を前提に記載する。
上杉との同盟だと婚姻が結べるため親善費用と手間が浮くのがメリットだが、準備が整っていないうちから伊達と開戦することになるため難易度が跳ね上がる。

開始後すぐに伊達に親善、収支は赤字になるが市の開発で何とかやりくりする。
そしてさっそく小野寺に攻撃、一部隊のみ野荒の郡へ向けて出撃させ迎撃隊と接触したら残り4部隊を本城から出して合戦。
落石と高台を活用できるマップ(大戦場⑦)なので被害ゼロで突破できる。
撃破したら先行部隊をそのまま城に張り付かせ包囲ループに移る。
包囲と並行して安東の湊城に対し二部隊体制で郡の制圧を行う。
制圧作業中に小野寺は滅ぼせ、混乱持ちが二人手に入る。
湊城への道が開けたら混乱持ちを代官に入れて部隊を分け、攻略に行く。
混乱を利用すれば迎撃隊は被害ゼロで突破できるが安東愛季はダメージ戦法持ちなので注意。
進行速度を最低にし、一時停止を連打して混乱を使えるぎりぎりの距離で放ち、解ける前に離れるのを繰り返せば被害は抑えられる。
はじかれた場合は急いで部隊を離せば相手の戦法を回避できることもあるが、普通に食らってしまうこともあるためはじかれないことを祈ろう。
湊城には兵力2500のネームド国衆である由利衆がおり、非常に頼りになるので宿老を入れて懐柔してもらう。

次は檜山城を攻略したいが、南部と接することになるため伊達と同盟し仲介が使えるようになるまで時間稼ぎしつつ攻めるのが無難。
安東攻略の間に最上が攻めてくる可能性が高く、伊達に援軍を頼まれると親善を台無しにされるため注意。
最上が臨戦を始めたら攻撃するふりをして解除させたり、定期的に小部隊を出して城の兵を釣り出し→合戦で撃破を繰り返して兵力を減らしたりと伊達と同盟が組めるまでなんとか時間稼ぎする。
いっそのこと最上が大宝寺を攻めている間に延沢城を空き巣するのもあり(由利衆の懐柔が最速で終わっていれば可能)。

この間に織田が北進してきて外交可能となるため、早目に親善を送っておく。

由利衆の懐柔が終わり安東を滅ぼしたら(愛季は道盛のことは嫌悪していないため登用可能)斯波と最上の攻略へ移る。
対最上では伊達から仲介が飛んでくるので仲介避けが必須。
大宝寺城で上杉と接するが、織田に攻めこまれていることが多くこちらに兵を向けてくる可能性は低い。

最上を倒したら対伊達で必要な最低限の戦力が手に入る。
伊達との同盟が切れる前に織田と同盟して南部への仲介ができるようにし、停戦期間に入ったら北条にも使者を送りいつでも同盟できるよう友好度を貯めておく。
伊達はこちらが戦争で忙しくしている間も内政に勤しんでおり、質が良く忠誠心の高い武将がそろっているためかなり強く合戦の腕の見せ所。

並行して上杉の戦況も確認し武将をハイエナできるよう気を配っておこう。
また、武田も最終的には徳川・織田連合軍に負けるが北条の援軍を借りて相当長い間粘るためハイエナチャンスがある(岩殿城が最後の城となることが多く北条をまたいで攻めに行ける)。

伊達と蘆名を滅ぼしたら次は対北条になるが、この時代の北条は三国同盟が崩壊しているので倒しやすい。
盛安が元服し次第当主を交代し、進軍路に兵糧庫を敷き詰め小荷駄隊配備を2以上にしておく。
圧倒的兵力と向き合うことになるが武将がそろっている分伊達相手よりも楽で、威風強を2発食らわせると徳川も便乗して攻めだすので北条は再起不能となる。
あとは残党を処理→徳川・織田・羽柴と攻略していくだけ。

長寿モードなら余裕、寿命史実でもやり方次第では盛安でエンディングが見られると思われる(筆者のやり方だと早くて92年に三職推任エンド)。
ただし同じ上級でも、織田の動きが鈍く上杉との開戦が遅れるパターンを引いてしまうとこちらの侵攻も遅くなる。
本能寺までに北条を滅亡寸前まで持っていけることもあるが開戦すらできないこともあり、織田のご機嫌次第である。

伊達家

(難易度上級)
政宗の元服を待つのが楽しみなシナリオ・・・なんて悠長に構えていると上級では織田北条が拡大しすぎて詰む、結局は速攻が命
開幕は葛西を従属させて輝宗+代官1名(出来れば綱元)で田村へ出兵、初月の終わり間近に最上と岩城との同盟婚姻破棄&北条と蘆名へ親善
(なるべく輝宗隊で一番槍・制圧・撃破を狙って綱元を昇進させて利府城へ能弁要員で配属したい) 他の城からも1部隊+桑折西山から義姫隊(混乱係)を送って合戦で兵を減らしつつ三春城、相馬中村城までを攻略
そのうち手薄になった米沢城に上杉が攻めてくるので輝宗を帰還させて輝宗隊(単独)&左月斎隊(残り代官全部)&蘆名援軍で合戦で撃破
(上杉が来るのを待ち構える形で米沢に全部隊待機すると軍神様が出てくるので上杉出陣後に輝宗帰還がおすすめ)
(1部隊のみ国境の郡へ派遣して城に待機している援軍まで巻き込んで威風を狙わず各個撃破で合戦)
上杉を退けたら蘆名の援軍を使って那須攻め、この辺りで北条と同盟できるので親善を続けて北条の援軍で佐竹を撃破して佐竹家臣団を吸収
(北条の侵攻の方が早いので最低でも太田城本城の確保と佐竹へのトドメは刺したい、宇都宮城が取れるのがベスト)
(太田城は兵力全快状態だと北条だけでは落としきれない、北側から伊達隊か蘆名援軍で挟撃になるように)
北条の頭を抑えたら北へ戻って最上撃破~付近の小勢力を順次従属させていく
2年後に蘆名と同盟が切れるので更新せずに蘆名を撃破でそれなりの勢力になるので配置見直しと内政で地力をつけて謙信の寿命が尽きたら北条と同盟を維持しつつ上杉領から西進
同盟切れに間に合わない時は同盟延長ではなく同盟期限→停戦期間→北条による仲介6ヵ月の方が状況をコントロールしやすい
春日山まで確保したら春日山城と与板城を防波堤に信濃から美濃へ拡大していく

・威信が高いので早めに制度改革3を発現させると戦力が安定する
・内政は商人街を重点的に作り金銭先行、桑折西山城は銀山があるので領内諸策を使ってでも強引に発展させて早めに鋳造所を作ると金銭的に楽
・出来れば8等級家宝を1つ確保、大浦為信が高確率で在野に流れてくるので何とか登用したい
 (大浦為信と最上義光は野心が高いので家宝でオレンジにして敵に隣接しない城の城主にしたい)
・序盤は親善&遠国登用による優秀な人材ガチャが占めるウエイトが大きいので能弁+人脈持ちの田村清顕はしっかり登用しておきたい
 (田村は初手攻めなので登用拒否されたらやり直しも考慮、登用後は晴宗の城に配置して人脈2にする&進言用に費用1500は常に財布に残しておく)
・片倉小十郎がすぐに元服するので早めに牧場のある城の城主にして騎馬5を発動させると小部隊の排除が楽になる
・在野の萱場は貴重な砲術持ちなので登用の進言は見落とさない、諸勢力の大内も早めに吸収したいので壊滅させないように
・春日山は小十郎を城主に鉄壁持ちを集めれば数万で攻められても落ちない、城下施設と西側の郡は捨てて東側の郡だけ発展させていく
・上杉攻め辺りからとにかく腰兵糧が足りなくなるので早いうちから城下方針の進軍で利府城から新発田城までのルートに兵糧庫を建設
・三春城と須賀川城は牧場有&荷駄詰所+小荷駄で春日山付近までいけるので領主を多めに配置して育てておきたい

佐竹家

(難易度上級)
毎回北条の脅威にさらされる佐竹家だが、このシナリオは比較的難易度が低め。
混乱・撹乱はいないものの、太田三楽斎(資正)が加入し当主義重との二本柱で戦える。
また、上杉・武田(ついでに宇都宮)と同盟しているのが非常に大きい。
北条の威信が低いため停戦仲介が利用可能(勢力の減りにくい上杉がオススメ)。
合戦の連戦で可能な限り攻め取ったら逆襲前に停戦で仕切り直せる。

さらに最初の1年半ほどは武田と北条が敵対している。
合戦で北条軍をある程度削れば、武田が北条に全力攻撃を仕掛けてくれたりもする。
そうなると北条に攻められなかった里見も連動して北条に攻め込んだりする。

S4佐竹.jpg

1年かからずにここまで攻め込める。
無理をしても限界のところで停戦できるのでかなりの無理が利く。
武将が少ないのでS1の北条のように城はスカスカだがここまで伸びれば一安心。
あとは里見の武将を確保すれば多少は人材を補給できる。

ちなみに武田は韮山城と滝山城を落としたもののほぼ全滅し、徳川上杉北条から集中攻撃を受ける。
半年後には甲斐一国まで追い込まれます。

小田家

(難易度上級)
本作webマニュアルにも登場する天庵こと小田氏治率いる弱小大名家。
小田城1城、武将もわずか4人、政務以外60台で撹乱持ちの菅谷政貞以外は悲惨、菅谷にしても無特性。
領内に武勇90の真壁氏幹率いる国衆はあるが従属度が低く、代官懐柔だと出陣まで10回以上かかる。
北条・結城と同盟しているが、結城が北条と同盟していないためお預け状態でしかない。
いろいろ悲惨で「弱い方のおだ」は伊達ではない。

上級でプレイするとwebマニュアルの記述は全く参考にならない。
webマニュアル2頁に結城と北条の同盟があるように書いてあるが存在せず、結城はすぐ滅ぼされる。
1頁目の画像で同盟を結んでいないことがわかるのだが…

いきなり佐竹と戦うのは無謀なので、なんとか結城の城と武将を取り込みたい。
開幕で北条に臣従して結城との同盟を円満解消し、3か月の停戦期間が過ぎたら結城を攻撃可能。
北条が結城を攻めるタイミングは何パターンかあり、停戦終了間近に出陣してくれるのがベスト。
それまでに具申の国衆懐柔を実行しておく。
うまくいかないときはシナリオ選択からやり直した方が無難かもしれない。

S4小田1.jpg

北条は2城まとめて攻め込むので、結城城の方に便乗する。
北条軍が近づいたら郡代の部隊で先取りして郡を制圧し、城の南方向の北条軍のみ攻撃させる。
主力の綱成隊は西方向から攻めようとするので郡代で先行し続けて妨害する。
南方向の北条軍は無理な強攻を仕掛けて敗退するので、国衆と自部隊で綱成隊より先に城を攻める。
これで結城城を陥落させられ、結城の武将も手に入る。
水谷正村は北条に流れることもあるが混乱持ちの小山秀綱を加入させられるのが非常に大きい。

つづいて北条より先に宇都宮を攻略、特に問題なく勝てる。
ただし上杉の停戦仲介があるので仲介回避をする必要はある。
目標の城を中継点に自分の城を目的地にするか、仲介勢力と交戦状態(赤色)にすると回避可能。
統率72武勇80の多功房朝は登用しておきたい。
あとは府中城を佐竹から奪取すれば北条の拡大を阻止できる。
府中城は北条が先行して攻めるが佐竹が一回は撃退してくれるはず。

S4小田2.jpg

府中城を落とす際はできるだけ太田三楽斎(資正)を捕縛したい。
府中城西隣の郡の領主なので郡失陥と城陥落で忠誠赤色になり結構な確率で登用できる。
太田が加入してくれると佐竹戦がかなり楽になる。
また、北では那須を巡ってごちゃごちゃするので、チャンスがあれば那須の武将も確保。
蘆名伊達同盟と佐竹を同時に相手にするのは厳しいので城は放棄するのも方法。
なお、このあたりで里見が滅び結構な確率で里見義堯が流れてくるので登用できたらラッキー。

佐竹戦では北条の援軍を要請し、削ってもらったあとでとどめを刺そう。
佐竹戦も武田の停戦仲介が飛んでくるのでやはり仲介回避の必要がある。

S4小田3.jpg

あとは北条を後ろ盾に東北に進出していこう。
配下に佐竹・太田・(里見)などがいるので武将の質的にも戦っていける。
天庵の野望はここからだ。

北条家

氏康の優秀な息子たちが揃ったが、顔画像も変化した氏康は開始1年半後の71年10月にイベントで死去する。
越相同盟で上杉と9年近い同盟を結んでいるが、氏康死去イベントで上杉と手を切り武田と同盟する。
官位を失い威信が低くなってしまったが比較的西方向に進出しやすいのがこのシナリオの特徴。

ただし「氏康の死」は要注意で、氏康は無官だが後継者の氏政は官位持ち。
開始1年半で発生するため公家から官位を授与される前に当主が氏政になる。
当主が官位持ちの氏政になると公家が来訪しなくなり、朝廷コマンドが解禁されないままになってしまう。
71年10月までに武田を滅ぼすか他の一門に家督を譲っておく、またはイベントをオフにしないと防げない。

攻略例

(難易度上級・寿命長寿)
開始から1年半の間は武田と敵対しているため、序盤から西方向に勢力を伸ばしていける。
武田は織田とだけ同盟しており、武田を攻撃すると上杉と徳川が連動してあっという間にボコボコになる。
関東は片手間で簡単に攻略できるため後回しにするのも方法。

S4北条1.jpg

開幕出陣で武田の蒲原城に出陣、威風大合戦で駿河全域と躑躅ヶ崎館南方の郡を奪える。
そのまま躑躅ケ﨑館も攻略してしまえる。
ただし70年8月以降は武田と同盟する織田が停戦仲介してくるので仲介回避は必須になる。
ちなみに、季節を跨ぐ前の威風発生だと娘の蔵春院と娘婿の今川氏真夫妻が仕官してくることが多い。

合戦で武田軍の大半が壊滅すると上杉・徳川が武田領をどんどん攻略していく。
特に上杉がやる気に溢れており、1年程度で上野と信濃北部を制圧してしまう。
ただし木曽福島城は織田の援軍が来るため上杉も攻めあぐねる。
71年10月に間に合わせたければ木曽福島城は自分で攻略する必要がある。

S4北条2.jpg

71年10月までに十分武田を滅ぼせる。
ただし、毎回織田の仲介を回避する必要があるので非常に面倒。
次の徳川戦でも毎回織田の仲介が飛んでくるのでそちらもかなり面倒ではある。
死亡イベントを回避すれば寿命長寿ならあと10年ほど氏康が頑張ってくれる。
武田攻略で信玄も登用できるので同盟国の謙信ともども手を取り合って徳川→織田と攻略していこう。

なお、武田が1城になった状態で上杉が攻撃すると仮想イベント「甲斐の虎を下す」が発生してしまう。
上杉に武田の武将を全員持っていかれてしまうので、岩殿城は後回しにしたほうが無難。

上杉家

織田、北条と結んでまずは武田と戦う。奥羽方面は防衛に専念し、従属できるようになり次第従属させる。
北条家は開幕から親善し続ければ「氏康死す」で同盟が解消されるまでに信用60に達する。
織田家は敵視されているが威風で関係が好転したり「氏康死す」で同盟国が減ったタイミングで親善。
織田とは全面対決まで同盟更新。北条は婚姻しておくと蘆名や最上に攻められた時の仲介をしてもらえる。
初手は成田家と佐野家を従属させ、新発田と揚北衆で大宝寺を、増山、富山、海津、春日山と城生衆で七尾と金沢御坊を攻略。
姉小路、武田、徳川を滅ぼしたら織田と手切れして決戦。合戦を繰り返せば謙信の寿命が尽きる前にクリアできる。

(難易度上級、武田速攻例)
北条と長期同盟しているのが大きく、最初から全力で武田を攻めれば71年10月の「氏康死す」までに武田を滅ぼせる。
もちろん信玄の寿命が来る前なので仮想イベント「甲斐の虎を下す」も発生する。
本来なら謙信嫌悪で登用できない信玄や忠誠が高く滅亡時登用に失敗しやすい武田の名将を全員加入させられる。

初手は謙信と越後西部・関東の城8部隊で箕輪城に進撃し、威風大の合戦で箕輪・国峯を無傷で入手する。
合戦後に進撃を続けるとともに後詰めを出せば一気に海津・砥石・小諸を落とせる。
仕官が発生し竜騎兵持ちの鈴木重則を登用できることが多く、これが便利。
代官に配置すると謙信の騎馬レベルが6になり、武田相手でも騎馬突撃で大ダメージを与えられる。
また、できるだけ早く固有1・制度改新3・小荷駄1を発令しておく。

越中方面は畠山を従属させておけば防衛に畠山の兵力も考慮されるので全兵力を武田攻めに回せる。
七尾城を手に入れてしまうとその後のイベントで松永が滅び織田の拡大が加速する一因になる。
東北方面は揚北衆だけで大宝寺を落とせるので落とし、最上に攻められたら放棄する。
最上が安東を気にしてあまり動かなくなり、蘆名と伊達は揚北衆と新発田城の兵力があればまず攻めてこない。

南方面では徳川が連動して飯田を攻略し駿府を落としたり失敗したりする。
兵力の回復具合を見て謙信を含めた兵数少なめで躑躅ヶ崎を攻撃、迎撃部隊を出させて合戦すれば落とせる。
謙信にやや遅れて他の部隊を深志と上原に振り分けて出撃させて落とす。
この頃には徳川が駿府と蒲原を落としてくれる。

あとは木曽福島・高遠を落とせば岩殿だけが残るので、城に接触したら達成となる。
なお、木曽福島は織田の防衛部隊が来る(決別前なので織田・武田同盟がある)ので謙信で攻めた方が良い。
織田に劣らない速度で拡大すれば仲介による妨害もまず受けない。

とにかく謙信が合戦で強いので活用するのがポイント、前述の序盤で騎馬レベル6の謙信はまさに鬼。
北条高広は強いがほぼ確実に武田の流言で家出か寝返るので、斎藤朝信の城に入れるかいっそ仙桃院と縁組も方法。
上杉武田連合軍というドリームチームを早期結成し、さくっと徳川・織田を蹴散らそう。

能登畠山家

数多のプレイヤーから「手取川の戦いが早すぎる」と罵られる日々。
眼前の危機は上杉だが、あっという間に織田が加賀まで侵攻してくる。
開幕で上杉に臣従はできるが、歴史的に受け入れ難い上に織田と接したら詰むので、織田と組むまで上杉の猛攻を凌ぐ展開となる。
義慶、義隆兄弟は不自然死扱いなようで、寿命は安心。

(難易度上級)
最初の目標は、上杉を凌ぎつつ本願寺をハイエナして織田と同盟すること。
上杉は松波城と七尾城の二方面作戦を頻繁に仕掛けてくるが、幸い松波城の狼煙郡と七尾城の羽咋郡は大戦場で高台が使用可能。
謙信4000など本当に勘弁して欲しいが、高能力の長連龍、撹乱の遊佐続光の仲良しコンビを軸に射撃と落石を活用して撃退する。
上杉の城を落とすチャンスも来るが、本願寺を吸収するまでは無理に拡大する必要はない。
織田の北上は早いし、こちらの城数が増えると敵視になることもあるので、親善はゲーム開始とほぼ同時にスタートする必要がある。
二方面対応のための米問屋も必須で序盤の資金繰りは本当に厳しいが、本願寺が残り1、2城で信用が60に達するはず。
織田と同盟して本願寺の人材を入手したら豊かな七尾城の兵力で反撃に移り、越中を魚津城まで制する。

七尾領内には混乱、人脈持ち一門で高能力の畠山義綱が牢人している。
序盤は登用の金が惜しいので仕官待ちだが、リセット覚悟で開幕探索で登用できれば金1000の価値はあるかもしれない。
能力、戦法とも義慶より遥かに使いやすく家督を譲りたくなるが、この時代の遠国登用は当たりが多いので他に人脈持ちがいなければ我慢。

越中を抑えた後は信濃に目を向けたい。織田に先んじて深志城をとれば織田の東進を抑えられる。
加えて徳川の抑え込みや武田併合を狙うなら、外交と城の取り方を工夫したい。
・北条と同盟して砥石城を抑え、織田仲介で徳川と停戦している間に武田攻め
・徳川と同盟して海津城を抑え、徳川の援軍を借りつつ武田攻め
将来徳川を滅ぼしやすい前者がベターか。御館の乱が起きると北条が沼田城を入手する点に注意。
(筆者は徳川と同盟して砥石城を抑えてしまい、御館の乱後に北条軍が沼田城経由で殺到した)
御館の乱が発生したら、越中、信濃の二方面から武田と本願寺の人材で攻め込めば越後平定は苦労しないはず。
その後は本能寺まで暇なので、徳川を削っていこう。本能寺が起きたら柴田を吸収して畿内進出だ。

実は織田に臣従すれば戦略はほぼ同じのまま序盤に楽ができる。
しかし折角なので、誰にも屈しない畠山の意地を見せてもらおう。

武田家

(難易度上級)
三国同盟が崩壊し駿河を手に入れた武田家、北条と手切した一方で織田と同盟。
71年10月の「氏康死す」で北条と同盟する一方、72年1月に織田と手切、と外交状況が変わっていく。
四名臣はじめ主力は健在だが初期の良将たちがいなくなり信玄の寿命もあと3年。
寿命までに謙信との決着をつけ仮想イベントを発生させたいところだが、上級で速攻をかけるとなると難易度は高い。

謙信の春日山城が遠く難しい立地の上にとにかく硬く、威風大合戦を起こしても本拠なので威風では落とせない。
攻城していると合戦後に少しでも兵力が回復したら東西から増援が来て迎撃していると兵糧が尽きてしまう。
そうこうしているうちに徳川と北条が横槍を入れてくる。
とはいえ北条との同盟を待ったり先に徳川に寄り道などしているとまず間に合わない。

S4武田1.jpg

春日山城の早期攻略のポイントは主命の「破壊」。
成功率は低くリセマラが必要だが信玄と真田幸隆が知略100台なので開幕で成功することがあり、耐久が3000台まで落ちる。
タイミングを合わせて春日山城の西の糸魚川で威風大合戦に勝利できれば攻略可能。
糸魚川で威風大だと魚津城が寝返り西方からの増援を防げるのも大きい。
合戦自体も16000対24000程度になるので厳しい(それ以上兵力を出すと徳川の横槍確定)が、なんとか頑張ろう。

春日山城さえ突破できれば後は耐久の高い城も立地の難しい城もないのでなんとでもなる。
なお、織田の信用は溜めておいて72年1月にイベントで手切れしたらすぐに同盟し直した方が良い。
72年中には上杉を1城まで追い込んで仮想イベント「越後の龍を下す」を発生させることができる。
あとは武田・上杉連合軍で徳川をさくっと蹴散らし、織田との同盟が終了したら織田と決戦だ。

S4武田2.jpg

なお、「越後の龍を下す」は謙信は配下に加わらず行方をくらませる(牢人ではなくゲーム上からいなくなる)。
龍虎揃い踏みする日も遠くないとの匂わせどおり、イベント発生からぴったり5年後に本拠に侍大将で復帰する。
ただし寿命史実だとすでに信玄は世を去り、謙信の寿命も残りわずかである。

姉小路家

飛騨の覇者だが立地が悪い・城は貧しい・人材も乏しいと全シナリオが高難易度。
南は織田・東は武田・北は上杉と強国に囲まれている(西には道がないため直接行けない)。
全シナリオで唯一、織田との同盟がある。
なお、このシナリオでは大名の官位が高く、威信だけは織田を上回っている。

(攻略例、難易度上級・寿命長寿・新武将なし)
飛騨にいても先はないので早期の移住を目指すことになる。
移住可能なのは浅井領で、織田の援軍活用と攻撃利用がポイント。
この攻略例は難易度上級限定(中級以下だと織田の動きが鈍くて利用しづらい)。

開幕、信長の野望なのに「リセットマラソン」(シナリオ選択からやり直し)が必要になる。
織田・武田・上杉の最初の行動はいくつかのパターンがあり、良いパターンになるまでリセマラ。
・織田の浅井への出陣が8月中旬(これより早く出陣されると無理)
・武田が姉小路に出陣しない(浅井の攻略前に滅亡させられる)
の両方を満たすのが最低条件となる。
チュートリアルありで砦や練兵所を建ててもお構いなしで来るので、運頼みするしかない。
なお、上杉の姉小路への出陣も遅ければ遅いほど良い(こちらは距離が遠いので必須ではない)。

開幕織田と親善し、8月になったら佐和山城に向けて順次出陣、信用が溜まる10月に織田へ援軍要請。
部隊は帰雲から150出陣→郡上八幡通過で帰雲隊出陣→同通過で国衆出陣→同通過で桜洞城隊出陣。
これをしないと佐和山陥落まで兵糧が持たないので注意。
佐和山への出陣直後に織田が小谷を含めあちこちに出陣するが、こちらが先行している佐和山には出陣しない。
小谷の部隊と朝倉の援軍は織田が小谷で全て潰してくれるので、佐和山城を陥落させられる。
先に織田に小谷を落としてもらえば浅井家滅亡が発生せず浅井の武将が丸ごと手に入る。
なお、武田が来ないパターンでは、武田はこちらの出陣直後に上杉に向かって出陣する。

S4姉小路1.jpg

最良の結果となったパターンで、小谷・佐和山両方を攻略。
稀に浅井が織田の小谷攻撃部隊をギリギリで撃退することがあり、この場合は両方とも攻略できる。
もっとも、基本的には佐和山のみと思った方が良いし、小谷は織田に郡を取られているのでスカスカ。
ちなみに姉小路は威信が高いからか、滅亡後登用はお市や浅井久政含め成功しやすい。
混乱持ちのお市と久政の有無でこれ以降の攻略の難易度は大きく変わる。
なお、坂本が織田領になると朝倉の後瀬山を狙ってしまうので、小部隊でつばをつけておく。
また、能弁持ちと政治の高い武将を本拠に詰め込んで織田との親善をずっと続けること。

小谷・佐和山に長政などを入れ、2回目の援軍が可能になる71年4月ころまで親善を続ける。
途中、つばをつけた後瀬山はすぐ城に隣接できるように郡を奪っておく。
朝倉は織田に攻められて必死なので後瀬山と金ヶ崎は常にスカスカ。
援軍が可能になったら織田の援軍と二手に分かれて後瀬山と金ヶ崎を一気に落とす。
このころには朝倉はこの2城だけになっていることが多い。

S4姉小路2.jpg

後瀬山と金ヶ崎を攻略、条件的に朝倉滅亡も発生しないので朝倉の武将が丸ごと手に入る。
このころにようやく上杉が飛騨に出陣している。
登用や処断されたくない武将を本拠と帰雲城に入れて後瀬山へと出陣して疎開。
後瀬山を落とすと建部山攻略済みの赤井から攻撃を受けたので織田の防衛援軍込みで撃退。
そのままカウンターで建部山を落とす。

S4姉小路3.jpg

71年末に上杉の手で飛騨が陥落、本拠指定で建部山に移転。
疎開できなかった武将は何人か登用されたり処断されたりするがやむを得ない。
(※宿老の頼綱を城主→軍団長にして武将を軍団に入れれば疎開できるとの情報提供をいただきました。)
山名からも攻撃されるので撃退しつつ、3回目の援軍込みで黒井城を攻略して赤井を滅ぼす。
なお、山名の城を取ると毛利から攻撃されてしまうので同盟するまでは厳禁。
兵力4万とかで攻められてしまうので、早めに毛利とも親善し始めること。

次は織田が赤松の御着(姫路)を攻略した直後に4回目の援軍込みで置塩を攻略する。
また、赤井を滅ぼすと足利から攻撃を受けるのでがんばって撃退する。
73年2月の織田と足利の手切れ前に八木城は攻略しておきたい。
織田と足利が手切れしたら、勝龍寺を攻略。
ここも先に織田に二条御所を攻略させれば将軍追放が発生せず足利の武将がまるごと手に入る。
あとは赤松→浦上(宇喜多)を攻略、時間をかけると織田が四国から浦上に侵攻してしまうので急ごう。
ここまで拡大できたらあとはじっくり内政しつつ本能寺を待つのが楽。

S4姉小路5.jpg

本能寺待ち状態、浅井・朝倉・赤井・足利・赤松・宇喜多等120人以上の武将が在籍。
忘れてはいけないのが二条・一乗谷・御着が織田領でないと本能寺が発生しないこと。
特に二条御所は自分で攻略可能な状況になるので要注意。
なお、この状況だと本能寺後の羽柴の城が少なく、しかもお市が自勢力で清須会議も発生しない。
明智を吸収しても10城程度で羽柴攻略はわりと楽だと思われる(そこまではプレイしていない)。

徳川家

大名としての家康初登場で、三河・遠江の7城を支配。
井伊直政以外の徳川四天王や高力・大久保、井伊直虎など武将は充実している。
織田と婚姻同盟を結んでおり、敵は武田のみ。

攻略例1

武田を如何に倒すかが最初の課題になるが、織田は西側への拡充に忙しく、過度の期待はしない方が良い。
ベストシナリオは、ゲーム開始数年で上杉と武田が戦い、十分に消耗した隙を狙って攻めかかれること。
武田が飛騨を目指した場合は消耗しない可能性があるので注意。
初手は北方攻略(信濃方面)が望ましく、初手東方(駿河方面)とすると、北条の援軍が手ごわい。
南信濃を平定したのちは、上杉か北条のいずれかと組み、武田を吸収することを目指そう。
特に駿河、甲斐は豊かであり、この両国を手に入れられれば、国力が飛躍的に伸びる。

なお、三方ヶ原の戦いイベントが発生すると二俣城はそのまま武田に渡ることに留意。
プレイヤーチートを望まない向きの方以外は、防衛設備の設置は避けたほうがよい。

攻略例2(織田速攻)

(難易度上級)
攻略コンセプトは「どうした家康」。
開幕で織田との婚姻同盟を破棄し、いきなり織田に攻め込む。
ちなみに婚姻同盟破棄で金ヶ崎撤退戦や姉川の戦いが発生せず浅井は織田側のまま。

S4徳川1.jpg

尾張で威風中合戦に勝利すれば尾張の3城が手に入る。
開始時は長島城が邪魔で増援を送りづらく、美濃と尾張の兵力だけになるためほぼ互角で勝利可能。
勝利したら一旦帰還し、織田が長島城を攻略するのを待つ。

S4徳川2.jpg

織田が長島城を攻略すると伊勢との接続が回復するので長島城近郊で2回戦。
今度は威風大合戦が可能で、勝利すれば一気に5城が寝返り、織田が美濃・南伊勢・近江摂津と3つに分断される。
あとは分断された城を制圧していく。
ただし、足利の停戦仲介が非常に煩わしいので仲介避けを活用しないとスムーズに拡大できない。

また、最後に足利越しに摂津の城が残るが、これを放っておくと摂津以西で再び急速拡大する。
秀吉・柴田・明智あたりは滅亡時以外捕縛不可なので精鋭部隊で周囲の弱小大名をなぎ倒してしまう。
速やかに足利を滅ぼして織田にトドメをさしにいこう。

S4徳川3.jpg

開始3年弱で織田が滅亡。
可能な限り信長の本拠を何度も攻略して忠誠の高い武将の捕縛回数を増やしておきたい。
滝川一益・蒲生氏郷・堀秀政・半兵衛・官兵衛あたりは攻略途中でも捕縛登用できる。
織田さえ滅ぼせばあとは天下までまっしぐら。

織田家

勢力は18城に達し、武将もさらに充実し五大将も勢揃い。
徳川・浅井と婚姻同盟、武田・姉小路・足利と同盟しており東方は全て同盟国。
開始すぐに第一次信長包囲網が敷かれて浅井と手切になるが、小勢力ばかりのため容易に各個撃破できる。
同盟国の武田は72年1月、足利は73年2月にイベントで手切となるが、その頃には圧倒的な勢力差となっている。
どこにも脅威はなく好きに拡大していけるため、大勢力プレイの入門編としてオススメ。

ただし順当に拡大していくと12年後の82年6月に本能寺の変が起きて信長が死去し、織田家が分裂してしまう。
それまでにクリアすることは十分可能だが、頭に入れておこう。

朝倉家

(難易度上級)
後瀬山城を加えて5城に増えた朝倉家だが、開始早々織田と争うことになり、状況は厳しい。
武将は24人いるが統率64が最高値、武勇か知略70を超えるのも2,3人で武勇87の真柄直隆もすぐに死去。
明智も加わり武田以上に名将が揃う織田との武将の質の差は極めて大きい。
兵力を見ても織田が42600+国衆に対し朝倉は11700+国衆と約4倍差。
第一次信長包囲網では足利は織田側のため同盟は浅井のみという外交関係も地味に厳しい。

幸い織田に臣従可能のため、織田の庇護下に入れば近畿では大勢力なので拡大していくことは難しくない。
しかしそれではつまらないので、最初から織田と戦っていく場合について記述する。

(難易度上級・寿命長寿・新武将なし)
状況を利用し部隊能力差の大きい合戦の連戦を乗り切っていけば、織田を圧倒することも可能。
浅井と違い5城あるので何とか対抗できる戦力を用意できるのが大きい。
なお、織田は不利になるとすぐ足利家に停戦仲介を頼むので仲介回避は必須。

チュートリアルありで米問屋を建て、足利と親善。
観音寺城目標だと織田も部隊を集めるので、開幕と同時に観音寺城目標で全部隊を自動出陣させる。
織田が部隊を集結させる途中で5月になり織田と浅井が手切れし、織田軍が分断される。
観音寺城に信長以下3部隊+城の部隊、佐和山城の郡に信忠以下4部隊となる。
これらを2回の威風小合戦で撃破する。

S4朝倉1.jpg

こんな感じで分断され、信忠軍は佐和山城に目標を変えるため浅井長政が出陣しているが合戦には参加しない。
①「近江坂田の戦い」朝倉7部隊13700(損害850) vs 織田信忠4部隊8250
②「蒲生の戦い」  朝倉7部隊12800(損害5100)vs 織田信長5部隊11500
信忠軍撃破の威風で観音寺城に隣接可能に、信長軍撃破の威風で観音寺城の兵数が0で日野城に隣接可能となる。
甲賀衆の郡が自領になり威風の影響で出陣可能になるので2城を同時攻略できる。
それぞれ陥落日を調整して登用に応じる武将を何人か確保しておきたい。

S4朝倉2.jpg

2城を攻略してもまだ摂津からの増援部隊が残っているので合戦で撃破したら撤収。
一時的に織田が摂津・伊勢・美濃尾張の3つに分断される。
しかし、織田は兵力が多少回復するとすぐに動き出す。
六角の伊賀上野城と本願寺の長島城を攻撃し、残りの全戦力で大野城に攻めてくる。

S4朝倉3.jpg

いつもの織田軍ご一行の光景。
8月にイベントで本願寺と同盟するので浅井・本願寺の援軍をもらって合戦2回で切り抜ける。
合わせて7000ほど来てくれるし戦場の地形も良いので自軍は極力少なめにしておく。
③「越前大野の戦い」朝倉連合7部隊9900(損害200) vs 織田信長5部隊4400
④「石徹白の戦い」 朝倉連合7部隊9700(損害500) vs 佐久間信盛5部隊7300
撃退すれば奪われた郡も威風で奪回できる。

同時に伊賀上野での戦闘状況をよく見て近江の部隊と甲賀衆でうまく横取りする。
伊賀上野が織田領だと足利領を通じて東西の織田領が接続されてしまうため分断状態を保ちたい。
また、大野城での戦争中に兵の減った大垣城を迎撃されない程度の小部隊で包囲。
近江攻め時の威風で奪った郡があるためすぐ包囲できるはず。
城主の稲葉一鉄は忠誠が低く途中で降伏してくれて大垣城も手に入る。
大垣と伊賀上野を落とせば筒井が従属に応じ、近江方面に攻め込まれにくくなる。

S4朝倉4.jpg

まだまだ状況は安定しない。
12月ころになるとまた織田が出陣してくるので、先手を取って耐久の減った長島城に向けて出陣。
ここは威風中合戦で城の寝返りを目指す。
⑤「伊勢多度の戦い」朝倉9部隊12100(損害2550) vs 織田信長9部隊10500
威風で長島城・清須城・那古野城が手に入る。

このタイミングで足利が後瀬山城に仕掛けてくることがある。
二条御所の郡に向けて出陣し領内に侵入しなければ信用0にならずに出陣を先送りさせることも可能。
71年1月まで伸ばせればイベントで朽木谷(坂本)城が織田領になるので足利は出陣してこなくなる。

S4朝倉5.jpg

71年1月、ここまで城を増やせばしばらく織田の侵攻は止まる。
しかしイベントで信貴山城を手に入れ摂津方面で拡大しようとし始めるので、そちらを妨害する。
このあたりで足利の信用が60たまるので同盟し、足利領を通行可能にする。
坂本城の攻略と、摂津3城の城主は包囲で降伏するため最低限の兵数で攻略していく。

織田は武将が豊富なため内政に転じると兵数が伸びるのが非常に早い。
このため1年弱ほど内政すると兵力の均衡が崩れ、徳川を連れて尾張を取り返そうとしてくる。
その少し前のタイミングで犬山城に向けて出陣。
⑥「浅野の戦い」朝倉9部隊20000(損害3300) vs 織田信長6部隊13000
城が減って名将が集中しているため兵力差があっても結構辛い戦いになる。
勝利すれば威風で郡を一気に奪え、犬山城・岐阜城・鳴海城・金山城まで攻略できる。

S4朝倉6.jpg

開始2年弱、ここまで勢力差がつけば完全に優勢が確定する。
あとは各地に分断された城を落としていけば織田は消える。
城を落とす際は忠誠の高い名将をなるべく捕縛して滅亡時登用を成功しやすくしておこう。
ちなみに朝倉義景はもちろん信長嫌悪なので信長は登用できない。

浅井家

(難易度上級)
織田と婚姻し朝倉と長期同盟しているがイベントですぐに織田と手切してしまう。
織田に対抗するのは不可能なので開幕で朝倉と手切か織田に臣従し織田との手切を防ぐのが必須。

朝倉と手切した場合は織田との婚姻が維持され信用が貯まるのが早く、他の大名との外交も可能。
ただし半年間全武将の忠誠が-5され、忠誠の低い藤堂高虎などは威風で忠誠を引き上げないと出奔してしまう。
さらに足利・筒井に西方を塞がれるので織田の西進を阻止するのが難しくなる。

臣従した場合は婚姻よりも信用が貯まるのが遅く外交もできなくなる。
一方で織田と同盟する足利と不可侵になるので西進阻止の難易度は下がる。
また、拡大が早ければ織田から拡大独立できて同盟になり最終的な織田との手切の必要がなくなる。
どちらも一長一短なのでお好みで、以下は朝倉と手切れパターン。

上級では西方向で織田との競争をすることになる。
2城スタートだが小谷城は豊かな上、長政とお市夫婦はかなり強い。
配下も人数が多い上に磯野遠藤・海赤雨三将・藤堂高虎・宮部など有能武将が揃っている。
織田の援軍も活用してがんがん拡大していける。

開幕で長島・伊賀上野を同時攻略できる。
開幕で朝倉と手切すると9月ころに高虎などが出奔してしまうので、できるだけ早く攻略し続いて足利の朽木谷に出陣。
足利は部隊数があるので威風小合戦を起こせて高虎などの出奔を防げる。
朽木谷を落とせば比叡山焼き討ちが起きず武田と織田の同盟終了が遅くなり織田の拡大も遅れる。
朝倉家滅亡もまず起きないので織田が越前から朝倉を追い出した時点で朝倉を滅ぼせば朝倉の武将が手に入る。

引き続き足利と交戦しても良いが、本能寺の変を起こしたいなら二条御所を制圧しないよう注意。
勝龍寺城を落とせば西進可能だが、八木城も残しておかないと織田が二条御所と隣接しない点も注意。
本能寺の変を起こすなら播磨方面も御着までは織田に制圧してもらう必要がある。
置塩城と四国の勝瑞城は自勢力にしてそれ以上の織田の西進は阻止した方が後々楽になる。

S4浅井.jpg

2年半でこの程度まで拡大でき、織田の西進を完全に阻止できる。
後は織田の停戦仲介を活用しながら毛利・長宗我部をじっくり攻略していこう。

六角家

しぶとく挙兵したは良いが、状況はどう見ても詰んでる六角さん。
CPUだとまさに瞬殺で「え、そんな勢力あったっけ?」となるレベルだ。
というわけで自分でここをプレイする場合は、言うまでもなく即座に織田に臣従である。
さて、伊賀上野には超心強い味方である伊賀忍者の皆さんがいる。
最初は懐柔出来ていないが、一回の懐柔ですぐに靡いてくれる。
あと、筆者は完全に失念していて全く使わなかったが、「味方大名領土内の国衆が懐柔出来ているならば出陣可能」なので、実は甲賀衆も使える。
CPUはあまり積極的に懐柔しないのか、開始3年経っても甲賀衆が緑のままであった。
伊賀衆に比べれば大分貧弱とはいえ国衆の中では大分マシな部類なので、是非使い倒そう(壊滅した場合はリカバリーが出来ないと思うので、取り扱いは慎重に)

40日程で伊賀忍者を懐柔した後、早速佐和山へ進軍だ。
(後述の織田食い止めのために一部隊は残すこと)
相手を釣って合戦で撃破。
混乱持ちもいるので、上手くやれば被害は0で次々倒していける。
佐和山は兵を減らしているならば伊賀衆の強攻で早めに落としてしまおう。
その間、織田が小谷に来ないように留守番部隊で目標小谷で足止めをしておく。
佐和山を落とした後、小谷の兵を釣って小谷を包囲ループで落とそう。
こちらは恐らく強攻は難しい。
朝倉の援軍が少し来るかもしれないが、距離があるので各個撃破出来るはず。
小谷を包囲している間、伊賀衆の兵力が回復次第筒井の攻略も目指す。
やはり釣り&合戦を主体にし、状況によって強攻と包囲を使い分けていこう。

こうやってプレイしていくと、織田の朝倉侵攻がやや歪になり、一乗谷を早めに落とす可能性が高い。
このため朝倉滅亡イベントが発生しなくなり、上手くやれば朝倉の横取りも可能になる。
隙があれば是非やろう。
さらに石山を落としきれない事もあるようで、その場合は石山横取りの絶好のチャンスになる。
加賀の城があるため本願寺の武将を横取りするのは無理だが、商人町を建てるためにも城は一つでも欲しい。
鈴木は織田に攻め込まれるのが遅いが、取られる事がないように早めに出兵しておいたほうが良いかも。
できるだけ織田の西進を止められるように早めの出兵、進軍を心がけよう。
足利も上手くやれば自分で二条御所を落として武将もいただける。
積極的に城を取っていけば、足利が織田と決裂する前に織田から自動独立してそのまま足利攻めも可能だ。
(本能寺が起きなくなるので、本能寺を起こしたい場合はNGだが)
地味に近江守護を初期で持っているため、5城あれば制度改新2が取れるのは嬉しい所だ。

筆者の場合は新武将の太閤立志伝セットや姫武将セットを入れていたため普通にプレイするよりも格段に武将には恵まれていた。
城乗&混乱の伊賀崎は頼りになるし、側室にして即戦力に出来る政治タイプ姫武将が周りに結構いるので商人町乱立が容易であった。
そして何より最初の合戦でまさかの藤堂高虎捕縛&登用が出来たのが序盤の立ち上がりを格段に早くしてくれた。
これらの救済的要素がない場合はさらにきつくなる事は必至だが、臣従してしまえば詰みはしない勢力なのは確かである。

足利家

織田の後援で復権した将軍家で4城を領有、ただし71年1月にイベントで朽木谷城を失う。
同時に二条御所の愛宕郡も織田領になるため開発しても無意味となるので注意。
武将は文官が多いが細川藤孝・高山右近は戦闘能力高め、ただし戦法が足止で合戦はやや苦手。
和田惟政と延暦寺頭領(71年以降使用不可)が撹乱持ち、八木城の須知衆(懐柔が必要)が混乱持ち。

織田と同盟しているが1573年2月にイベントで同盟解消となる。
その後の流れは2つに分かれ、事前に信用を溜めておいてすぐに同盟し直すか、織田と開戦のどちらかになる。
同盟しなおす場合は浅井家と同じような流れになるが、二条御所が自領のため本能寺の変が発生しない点に注意。
織田と開戦する場合は73年2月までにどこまで織田との勢力差を縮められるかがポイントで、15城前後は欲しい。
武将も73年2月に仮想イベントで明智光秀一行が加わるが、合戦用に8人は統率武勇80前後の武将を用意したい。

攻略例

(難易度上級)
織田と開戦する場合の攻略例を記述する。
難易度上級の場合、織田が凄まじい早さで東西に拡大するため、織田の西進をできるかぎり阻止するのがポイント。
ひたすら出陣し続けるのでチュートリアルありで米問屋を建設、それでも兵糧が足りなかったりする。
開始時の配下の忠誠は-5されても問題ないので、後の拡大のために織田以外の同盟を破棄しておこう。

開始時は領内で統率85武勇91の武田信虎が牢人しており、登用できると攻略が楽になる。
1574年寿命だが、寿命史実でも織田との開戦時期まで島左近級の戦闘能力で本拠部隊を率いて活躍してくれる。
織田の外交姿勢は協調なので役職を贈って友好にすれば4か月ごとに援軍要請できる。
足利家は難易度上級でも役職を贈れば同盟し放題で、どの勢力でも細川藤孝で親善すれば4か月で信用60に達する。

最初に浅井を攻略、長政・お市・磯野・藤堂ら有能武将が多いため、その後が格段に楽になる。
また、朝倉家滅亡のイベントも潰せるようになるので後で朝倉の武将も確保できるようになる。
5部隊程度で小谷城を南北から攻撃し迎撃させて合戦で撃破、続いて南方の部隊を佐和山城に向けて迎撃させて合戦で撃破。
2城とも兵数500未満で攻城戦に持ち込めばあとは包囲ループで陥落させられる。
「城の兵数500未満だと出陣しない」ということを覚えておくと色々便利。

S4足利1.jpg

開始半年程度で浅井を滅ぼせる。
織田が暴れ回るので周囲の状況をよく見て兵数の少ない城にどんどん仕掛けていこう。
画像の場合は朝倉の後瀬山城・赤井の黒井城に空き巣に入り、波多野の八上城は迎撃部隊を撃破。
織田の援軍で筒井の高取城を攻撃し、筒井城を国衆主体で攻撃している。

基本的に別所の三木城・三好の洲本城・波多野の八上城・朝倉の後瀬山城を抑えれば織田の西進を防げる。
CPUは先に他勢力が出陣している城を攻撃しないので、必要に応じて小部隊でつばをつけておくと楽になる。

その後も織田の援軍を活用しつつ、武田信虎と浅井の武将を主力にどんどん速攻を仕掛けていこう。
二条御所からは極力大名だけ出陣させ、代官に入会地を建設してもらえば兵数の増加が早くなる。

S4足利2.jpg

織田との開戦3か月前時点で27城に達し、開戦準備完了。
西は備中高松城まで到達、四国は全大名を従属させている。
織田の援軍は4回使い、高取城・三好の岸和田城・赤松の置塩城・本願寺の大聖寺城を攻撃してもらった。
また、毛利の援軍にも三村の備中高松城を攻略してもらっている。
武将数は織田と互角に達し、武将の顔ぶれも織田に見劣りしないレベルに。

もっとも、あくまで開戦までにどこまで伸ばせるかという攻略例です。
近畿周辺で15城前後確保し浅井・鈴木・波多野・赤井の武将に明智がいれば十分織田と戦えます。

開戦後は織田を1城まで追い込めば仮想イベント「幕府中興の祖」が発生し織田家の全武将が加入する。
織田信長も加入するが相性が悪く基本忠誠が7と赤色のうえ、二等級家宝所持で非常に忠誠を上げにくい点に注意。
盛名持ちの下につけるか、政策「南蛮交易」を発令する必要がある。

筒井家

デフォルトでは島左近がいること・周りと比べ城が多いことが強みだが、ガチンコは到底不可能なため織田に臣従一択。
織田が速攻で隣の六角を滅ぼして隣接してくるので、そこで臣従を申し込もう。
その後は近畿制覇と行きたいが、織田の侵攻速度が異常に速いのと、淺井・朝倉がイベントで勝手に滅亡するため、弱小の筒井ではそれに先んじることは不可能。
そのため西進して紀伊〜四国の制覇を狙う。だが石山御坊(本願寺一派)は絶対譲らないように立ち回ろう。
鈴木は僻地かつ織田の手が伸びないため焦らなくて良い(筆者一敗)

本格的に動きが取れるようになるのはやはり本能寺の変後。
しばらくすると自動で織田とは手切れされ、代わりに秀吉と同盟関係になる。そこからは秀吉に便乗して織田から伊勢〜尾張の奪取。
余裕があれば駿河に進んで徳川をこちらで滅ぼせると理想的。安全のため毛利との同盟も忘れずに。
ここまで行けたらようやく毛利と決戦だ。毛利まで滅ぼせたら西国平定を目指しても良いし、秀吉と決戦しても良い。
西の面倒や秀吉・黒田官兵衛・蒲生氏郷ら強力な敵武将の寿命を考慮すると西国平定の方が安全だろう。

松永家

(難易度上級)
ついに三好から独立した松永久秀、しかしCPUだと歴史イベントで開始間もなく滅ぶ勢力。
織田に臣従しているが、足利と同じく73年2月の歴史イベントで織田との臣従が解消される。
信貴山1城開始で足利のような急拡大は難しいので、すぐに再臣従か事前に信用を溜めておいて同盟するのが無難。

信貴山城だけでは筒井に勝てないし領内の国衆も従属度が低く援軍可能まで代官懐柔だと5回以上かかる。
開幕に六角を攻めて伊賀上野城と武勇知謀90弱で3000の兵を擁する伊賀の百地を支配下に加えれば筒井に勝てる。
信貴山からのルートだと伊賀のある郡を占領して進軍するので百地は出てこない。
600ずつ3部隊で攻めて迎撃部隊を合戦で撃破すれば陥落でき、百地も無傷なので代官懐柔ですぐ援軍を出せるようになる。

その後は百地を活用して筒井→鈴木と攻めていく、展開次第だができれば途中で岸和田も落としておきたい。
島左近の登用に失敗したらやり直した方が無難、なお順慶は久秀嫌悪だが左近からは嫌悪されていない。
織田の西進を防ぐのは難しいが、洲本城と播磨の置塩城を支配下にして織田が山陰からしか西進できないようにしたい。
なお、播磨の御着城(姫路城)を支配下にしてしまうと本能寺が発生しなくなるので注意。
その後は四国・中国→九州と拡大していき、本能寺発生後は羽柴か織田に速攻をかけたい。

本願寺家

(難易度上級)
織田の脅威を全面に受けさらに難易度が上がった本願寺。
長島・北陸3城は織田と上杉で完全に詰み、石山も摂津に進出した織田と隣接し足利をまたいで織田に攻められる。
鈴木・三好・足利との同盟があるが足利の停戦仲介は織田が30城以上で仲介不可になる。
半端に5城あるため最初は織田への臣従もできないし外交姿勢も常時敵視。

(攻略例・寿命長寿・新武将なし)
一言でまとめると本願寺タイムトライアル、チュートリアルでの米問屋建設は必須。
攻略の糸口は織田の摂津3城。
芥川山の三好義継・伊丹の荒木村重・花隈の中川清秀の3人とも包囲していれば途中で降伏する。
この3城を早期に陥落させればしばらくの間織田と隣接しなくなり、その間に城を増やす。

開幕で根来衆と下間頼竜隊3250で芥川山、顕如・頼廉・如春尼の3部隊で伊丹に出陣。
芥川山は迎撃されずに包囲できて途中で降伏する。
伊丹は迎撃部隊を合戦で順次撃破し包囲、伊丹の降伏前に観音寺から丹羽隊3600が増援に来る。
増援到着前に伊丹が降伏するので頼廉1部隊で北回りで花隈に進軍、包囲し降伏させる。
丹羽隊は芥川山を無視して伊丹に向かうので5部隊で合戦し退路封鎖で撃破(混乱持ちで兵数も多いため交戦は危険)。
開始3か月で摂津から織田を排除でき、丹羽の大部隊がいないため織田の浅井への初回攻撃がまず失敗する。

北陸は開幕で全部隊を畠山の2城に出陣させると上杉の最初の目標がこちらになり畠山が多少延命。
上杉が畠山を攻めるとイベント連鎖で松永が滅び信貴山城が織田領になってしまう。
そうなると織田が攻めてくるため自分で松永を滅ぼす必要があり、その時間を稼げる。

畿内は丹羽を撃退したらすぐに帰城して河内畠山の高屋城を攻撃、迎撃させて速やかに陥落させる。
そのまま松永を攻め、迎撃させたうえで包囲したら石山の部隊を他城の部隊と交代させる。
包囲ループで70年のうちに松永を滅ぼせ、その間に石山の部隊は次の城を目指す。
北でもたいてい赤井が波多野を連れて一色攻撃に向かうので摂津の部隊で波多野へ空き巣狙い。

S4本願寺1.jpg

浅井討伐も一応可能。
71年1月の比叡山焼き討ち発生までは足利領の朽木谷から琵琶湖経由で浅井に攻め込める。
前述のとおり初期に丹羽の大兵力を倒した効果で浅井が長持ちするので間に合う。
ただし浅井との同盟を破棄する必要があるので長政は登用に応じないし小谷も織田にすぐ取られる。
また小谷城はかなり硬いので足利の援軍込みでも相当ギリギリ。
浅井は武将が多く20人ほど増やせるし、長政を処断してお市を側室に迎えれば即戦力となる。

次は赤井・筒井で、これらを攻略したあたりで織田と隣接し攻め込まれるので足利で停戦。
こちらが畿内を席巻しているため織田はまだ20城台なので停戦可能。
ただし停戦が切れる頃には北陸と山陰に拡大し30城を超えるので停戦に頼れるのは一回限り。

S4本願寺2.jpg

72年初、停戦切れ間近の状況で自勢力は12城。
1年半でここまで拡大できれば2万程度の兵力を用意できるので、合戦活用で織田と戦える。

また、但馬の此隅城を織田に取らせて毛利と隣接させておくのもポイント。
全兵力で織田に出陣し織田側も主力を集結させたところに毛利が仕掛けてくれる。
部隊を帰城させると織田の主力が毛利迎撃に向かうのでその後に再出陣する。
すると織田は留守番や国衆主体の小兵力の部隊多数となり、威風大合戦での勝利は難しくない。

S4本願寺3.jpg

72年10月時点、伊賀上野と長島での威風大合戦勝利で一気に城を増やせる。
兵力多めの織田の初期城を無傷で入手できる一方、織田は陥落後の初期化で兵力の少ない城が大半になる。
城数も兵力もこちらが上回るのであとは好きに拡大していける。
73年2月に織田と手切する足利もすぐ滅ぼすなりしばらく保護して役職をもらうなりご自由に。

長宗我部家

1570長宗我部と言えば、ゲームに慣れた初級者くらいの人がやるのに丁度良いことが多い。
しかし新生ではそんな認識は通用しない(筆者は上級でやったので初級ならそうでもないのかもしれないが、今作は難易度による違いが微妙なような…)。
イベント的にも初手一条が当然のように思えるが、これが罠。
一条は合戦すれば楽に落とせるし、西園寺もその勢いで倒せるが、その後に待っているのは本作最強クラスの宗麟様の侵略である。 初手から外交しても、一条攻略が早ければまず来てしまうだろう。
(今山の戦いで龍造寺と長期停戦をするのが大きいようなので、今山を封印すれば同盟が間に合うかも)
かといってのんびりしていたら中央の織田が肥大化して詰むのは確実。
というか織田と同盟せずにいると2年もすれば隣接&大攻勢不可避。

よって取るべき行動は「初手から織田と外交&三好攻め」である。
兵の差があるので合戦なしでは不可能な選択肢だろうが(今作の小勢力は合戦なしでクリアできるバランスになっているのか甚だ疑問な勢力ばかりだが)、
合戦を自重しなければ楽に三好は落とせる。
三好は武将がしょぼいので城攻めが非常に楽なのだ。
初手で白地城どころか勝瑞城まで落とせてしまう。
その後は何とか鈴木の武将と城を確保したい。
鈴木は三好がボロボロになった隙に岸和田を落とすと思うので、
こちらも洲本を落とし、疲弊した岸和田をいただき、そのまま雑賀城まで奪ってしまうのだ。
当然織田が鈴木に来る段階になるとアウトなのでとにかく時間との勝負である。
初手から外交しないと同盟前に織田に攻められてジエンドの可能性が高いので注意。
鈴木攻略は腰兵糧の関係でかなりきついが、国衆や勝瑞城の兵等を全力で活かして行こう。
鈴木を落とし、織田と同盟さえすれば一安心。
長宗我部プレイならば織田は四国を取れないので、西進が中々上手く行かないのだ。
多分赤松攻略で止まるはず。
後は浦上や鳥取城を取って織田の道を塞ぎ、西国制覇でOKだ。
なお、筆者は織田-足利の同盟切れイベント直後を見計らって、織田の援軍を借りつつ勝竜寺&二条御所と足利の武将を奪っている。
(この場合、足利降伏イベントは封印しないとダメ)
さすがにここまでする必要はないだろうが、これをすると織田との決戦が楽になり、何より足利の武将を奪えるので非常においしいのは事実。
まぁ筆者はリロードを自重していないので、リロード禁止でやるなら少なくとも足利攻略は無理がありそうだ。
(他もリロなしでやるとかなりきついだろうが…)
あと、できるだけ早い段階で本拠に米問屋を建てる事をオススメする。
これは長宗我部に限った話ではなく、初手からガンガン攻めていける勢力ならどこでもやるべき事だろう。

一条家

長宗我部が1城だった時代は安芸家でも何とかなったものだが、長宗我部が3城となった事で大変厳しくなってきた。
混乱持ちすらいない、威信だけが取り柄の弱小のようだが、大友&西園寺の同盟は非常にありがたい。
西園寺は足枷じゃないのかと思うかもしれないが、さにあらず。
後述のように長曾我部攻略には欠かせない存在である。
一条兼定はすさまじい無能だが、しばらく後継候補はいないし、
姫が生まれたとしても官位の事を考えると1つ上の官位を取るまでは隠居したくない所だ。
勿論、この状態からさらに上の官位となると極めて高額の費用が必要になる(月3600!!)ので、
四国統一~中国もある程度取って商人町を乱立させるまでは朝廷交渉は出来ないだろう。

まずは郡開発をしつつ西園寺に援軍できるようになるまで親善。
威信が高く能弁の土居がいるため4ヶ月で援軍まで持っていける。
援軍できるようになったらすぐに岡豊城へ援軍要請。
西園寺領にいる大洲衆も使えるので、同時に出撃。
西園寺軍が岡豊城の郡に入るくらいのタイミングで兼定と土居を一郡部隊で出撃。
岡豊城の郡に行くと元親が迎撃に来るので、合戦で倒す。
西園寺はどうせ兵糧切れとなってしまうので、この合戦で使い潰すくらいの勢いで。
逆に兼定&土居はあまり戦わせないように。
兼定は同討を打ってすぐ逃げるような感じで動くと、元親の鬼若子を消費させる事が出来る。
この「相手の戦法を無駄撃ちさせる」戦術は大事なので、この後も随時使っていこう。
合戦後大洲衆は撤退させ、兼定・土居はそのまま岡豊城に進軍。
岡豊城に取り付き、西園寺が兵糧切れで壊滅したあたりで再び元親が迎撃に来るのでこれを撃破。
兵が少なすぎると撃破出来ないが、多すぎると迎撃に来てくれないので調整が大事。
その後岡豊城を包囲ループしていると安芸・本山から個別で援軍が来るので、中村御所の別部隊や再出撃した大洲衆などで倒していく。
岡豊城に取り付いたままだと合戦の範囲が狭いので、増援が間に合わないようならば一旦1つ前の郡に後退させて調整しよう。
兵500いなければ迎撃には出て来ないので、少し離れるくらいなら問題ない。

岡豊城を制圧してしまえばこっちのもの。
後は安芸城&本山城の部隊を合戦で潰した後、両城を包囲ループで落とそう。
岡豊城に土居を配置し、包囲ループに使うべし。
対象の城が2つあるので、小島も置いて2人でループするのが良い。
長宗我部滅亡が思ったよりも早く、西園寺の同盟が足枷になりそうならあらかじめ破棄しても良い。
長宗我部滅亡後に破棄すると長宗我部の武将まで忠誠激減となるのでそれは避けるように。
元親は嫌悪等ないので登用出来るが、一門は忠誠が高めなので応じてくれない可能性も高い。
親貞&親泰が来てくれたらラッキーだ。
元親は初期忠誠4なので、仇敵補正抜きでも9等級の家宝が必要。
知略の高さを考えると、引抜に引っかかる可能性は低いのが救い。

長宗我部滅亡後は織田との同盟を狙う。
大友との同盟は続けるべきだが、島津が大友を食いそうな感じになってきたら島津に乗り換える方が良い。
なお、織田とは西国制覇までは戦わない(あるいは本能寺が起きる)ので、婚姻を結ぶ事をおすすめする。
おそらく市をもらえるはずだ。
一条家にかぎらず、信長包囲網で信長と最終決戦を予定している場合はこの方法が有効だ。

織田との同盟と並行して四国を取っていく。 時間的に近畿の城を取るのは無理だが、鈴木が勝瑞城を取ってくれた場合は大チャンスなので、勝瑞城への空出撃等で生かして吸収してしまおう。
重秀・重兼は忠誠が高めで登用できない確率も高いが、重秀だけでも来ることを祈ろう。
鈴木の吸収すら出来なかった場合は、人材不足のまま頑張るしかない。
四国攻略後は中国に侵攻し、浦上を取る所までいけば人材は大分マシになる。
(1574年4月に宇喜多に乗っ取られるので、一条の攻略ペースだと恐らく宇喜多になっているが)
人脈持ちが全然いないので、遠国登用が出来ないのも人材不足に拍車をかける。
一番最初に確保出来る人脈持ちが鞆幕府設立後の足利義昭というレベルである。

大友家

(難易度上級)
大友家の最盛期で秋月を滅ぼし所領は9城、九州探題に加えて官位も高いので威信は700弱。
人材面でも高橋紹運が加わり立花道雪と二本柱になった。

このシナリオでは九州の各大名家の外交関係が少なく、島津も代替わりして威信が低い。
最初から、肝付・伊東同盟以外の島津・龍造寺を含めた九州の全大名を従属させられる。
肝付はすぐ島津に滅ぼされ伊東も従属可能になるため、何もしなくても事実上九州制覇。
また、四国も西園寺を滅ぼせば一条と長宗我部が従属する。
最初から敵を毛利のみに絞ることができる。

その毛利家も開始1年弱の71年3月に元就が死去するため弱体化する。
難敵の吉川元春も毛利領東部の月山富田城城主のため、毛利戦の後半まで脅威度は低め。
道雪・紹運を主力にしてがんがん攻めていけるため、上級でも難易度はかなり低め。

S4大友.jpg

4年程度で毛利を滅ぼせる。
腰兵糧はどんどん厳しくなるので、商人町を多く建てて早めに小荷駄のレベルを上げると楽。
織田の爆発的拡大はいつもどおりなので、隣接を見越して同盟を結べるようにしておこう。
ただしあまり早く同盟すると保護された長宗我部が拡大してしまい従属吸収しづらくなるので注意。
ある程度長宗我部を削ってもらってから織田と同盟した方が良いかもしれない。

これ以降は態勢を整えて織田と開戦するか、内政と従属吸収しつつ本能寺を待つかのどちらかとなる。
なお、毛利が滅んでいるので本能寺以降のイベントが減り、明智・柴田が存続する。

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Last-modified: 2023-06-21 (水) 09:36:09