セミダブルのサイズは幅約120cm・長さ約195cm!シングル、ダブルとの違いは?

セミダブルのサイズは幅約120cm・長さ約195cm!シングル、ダブルとの違いは?

日々の疲れを癒す大切な睡眠時間。心地よい眠りのためには伸び伸びと寝返りできることが重要です。寝返りをするには、左右それぞれに約20cmずつのゆとりがあると好ましいといわれています。
体に合わないベッドサイズを選んでしまうと、窮屈な状態が続くことで安眠できずストレスがたまってしまうことも。
そこで今回は各ベッドサイズの詳細と、それぞれのメリット・デメリット、部屋のスペースを考慮しながら自分に合ったベッドの選び方を解説していきます。

目次

公開日 : 2019.9.25

更新日 : 2023.12.20

1. セミダブルとシングルとダブルの違いは「幅」と「使用人数」

まずは、セミダブルのサイズについてダブルベッドのサイズと比較して見てみましょう。

・セミダブルベッドの縦横サイズは?

セミダブルのサイズは幅120cm×長さ195cmです。
「セミダブル」という名称のため、2人で使うイメージを持ってしまいがちですが、大人2人で使用するのはおすすめしません。というのも、2人で寝るには幅が狭いことに加え、耐荷重が1人分となっていることが多くなっているからです。2人で使い続けるとベッドが破損する可能性があります。
体格のいい方や、寝返りをよくうつ方など、シングルでは窮屈に感じる場合はセミダブルベッドがおすすめです。

・シングルベッドの縦横サイズは?

シングルサイズは幅100㎝×長さ195㎝で、ワンルームなど6畳以下の部屋でも置くことが可能です。コンパクトに収まるため、ベッド以外のスペースにゆとりを持たせたい場合にもぴったり。子ども部屋にもおすすめのサイズです。

・ダブルベッドの縦横サイズは?

ダブルは幅140cm×長さ195cmとなっており、長さはセミダブルと変わりませんが、幅がセミダブルに比べて20cm広くなっています。
実際に大人2人で横になると、シングルベッドに1人で寝るときよりも狭くなりますが、恋人や友人などと一緒に寝ることを想定される場合は、ダブルを用意しておくと安心ですね。
夫婦やカップルで使用することが多いダブルベッドですが、一人でものびのびと体を伸ばして寝たい方や寝室が広く、豪華な雰囲気を楽しみたい方にはダブルベッドがおすすめです。

・セミダブルベ ッドとシングルとダブルベッドの違い

一般的なベッドの長さは、基本的に195cmと一律です。幅は、シングルベッドで約100cm、セミダブルで約120cm、ダブルで140cmと、20㎝ずつ幅が広くなっていきます。
シングル、セミダブルの推奨される使用人数はどちらも1人のため、2人で寝るのであれば、ダブルベッド以上のサイズがおすすめです。ただ、ダブルベッドの幅はシングルベッド2つ分よりも狭くなります。日常的に2人で寝る場合で、広々と使いたいならシングルベッドを並べて使用するという方法もあります。

また、シングルよりも一回り小さいサイズに「ショートシングル」があります。こちらは幅約100cm×長さ約180cmと、お子さんや華奢な人向けのサイズ感です。ベッドが小さい分、部屋を広く使えるというメリットがあります。

2. セミダブルのメリット・デメリット

セミダブルは上記のように幅が広いため、体が比較的大きな方でもゆったりと寝られます。体を充分に伸ばしたい方、しっかりと体を休めたい方はシングルよりもセミダブルを選ぶとよいでしょう。
セミダブルは、シングルよりも幅が約20cm広くなるため、手狭な部屋ではスペースの大半をベッドが占めてしまうというデメリットも。セミダブルを部屋に置きたいなら、最低でも6畳あれば家具を少し減らしたり、配置を工夫したりすることで十分なスペースが確保できるでしょう。

部屋が8畳以上あれば、空間をより自由に使ってレイアウトすることができますよ。ローベッドと合わせてロースタイルのテーブルやソファーなどで家具を揃えると、圧迫感が軽減されて開放感を出すことができます。

さらに、12畳の広さがあれば、ベッドとリビングの間にリバーシブルの収納家具やパーティションを使うことで、空間を2つに仕切ることもできます。メイン以外の照明としてテーブルスタンドや、スタンドライトなどをプラスして雰囲気作りをすれば、空間にメリハリがうまれるほか、オシャレ度もぐっとアップしますよ。

3. 「セミシングル」から「ワイドキング」まで!幅広いベッドのサイズ一覧

ベッドサイズにはさまざまなバリエーションがあるので、自分にとって快適に眠れるサイズを選ぶことが大切です。日頃の疲れを癒やしたい、伸び伸びと寝返りを打ちたいといった方にはセミダブルがおすすめ!シングルやダブルとの違い、その他のサイズについても詳しく見ていきましょう。

ショートシングル・セミシングル

「ショートシングル」は幅約100cm×長さ約180cmで、シングルの長さより15cm短くなるため、省スペースで設置が可能です。165cmまでの身長の人まで使えるといわれています。
「セミシングル」は幅約90cm×長さ約195cmです。こちらも幅が狭くなる分省スペースで設置できますが、人によっては寝返りがしづらくなるため小柄な方向けのサイズです。

シングル・セミダブル

「シングル」は幅約100cm×長さ約195cmと、大人が一人で寝る際の一般的なサイズです。6畳の部屋で4~3分の1を占めるので、6畳ワンルームなど一人暮らしの方にも適したサイズといえます。
「セミダブル」の長さはシングルと一緒ですが、幅が約120cmあり、シングルより約20cm幅広になります。寝相が悪い人や体格のしっかりした人がゆったりとスペースを確保して眠れるサイズ感です。また、収納付きのタイプを選べばベッドスペースを有効活用することができます。

ダブル・クイーン

2人用のイメージがある「ダブル」は、幅約140cm。実際に大人2人で横になるとシングルに一人で寝る時よりも狭くなりますが、恋人や友人など来客が予想される場合はダブルを用意しておくと安心ですね。
「クイーン」なら幅約160cmあるので、2人でゆっくり寝るのにちょうどよいサイズ感です。

キング・ワイドキング

幅約180cmの「キング」や幅約190cmの「ワイドキング」まで大きくなると、小さなお子さんを含めた家族で一緒に寝られるサイズになります。

4. 「シングル」ベッドのサイズ感。1人部屋に置いてみた

シングルベッドなら、6畳ワンルームでも生活スペースをしっかり確保して置くことが可能です。さらに、8~12畳のお部屋であれば、テレワーク用のスペースの確保や、ゆっくりと雑誌を読んだり映画を見たりするスペースも作ることができます。
ベッドの配置によって部屋の印象も大きく変わるので、好みに合わせて以下の3点を参考にしてみてください。

窓際に置く

ベッドを窓際に置くことで部屋の手前が広くなり、家具の配置に自由が効きます。ソファーやテレワーク用のスペースを作りたい方向けです

壁側に置く

空間に余裕がほしい・開放感を重視したい方は、壁側に沿って配置すると、動線が確保されて視線が抜けるので、部屋を広く見せる効果があります。

手前に置く

窓から距離を取ることで外気の暑さや寒さを防ぎつつ、太陽の光を取り込めます。窓際が生活スペースになることで、外からの風を感じてリラックスしながらソファーでくつろいだり、仕事に集中したりできますね。

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5. 「セミダブル」ベッドのサイズ感!ワンルームへの設置

セミダブルは、シングルよりも幅が約20cm広くなりますが、6畳ワンルームの場合でも家具を少し減らしたり、配置を工夫したりすることで、十分スペースを確保できます。

8畳以上あれば、より自由な空間を使ってレイアウトすることが可能になります。ローベッドと合わせてロースタイルのテーブルやソファーなどで家具を揃えると、圧迫感が軽減されて開放感を出すことができます。奥側にベッド、壁際にPCなどの作業台、中央にリビングテーブルやソファーを置くなど工夫を凝らせばメリハリのある生活が送れそうですね。
さらに、12畳の広さがあれば、ベッドとリビングの間にリバーシブルの収納家具を置いて空間を2つに仕切ることもできます。メイン以外の照明としてテーブルスタンドや、スタンドライトなどをプラスして雰囲気作りをすれば空間にメリハリがうまれるほか、オシャレ度もぐっとアップします。

ほかにも、収納付きのベッドを選ぶ方法もあります。セミダブルはシングルよりも多い量を収納できる点もメリットのひとつ。部屋のスペースを有効活用できるのが嬉しいですね。

▼セミダブルベッド一覧

6. 「ダブル」ベッドを一部屋に設置した際のサイズ感

ダブルサイズ以上の大きさとなると、少し工夫が必要になってきます。クローゼット前には60cm程の空間を設ける必要があるので、動線を考慮しながら家具の配置を決める必要が出てくるでしょう。ダブルベッドを部屋に配置するなら、最低でも8~10畳は欲しいところです。

しかし、6~8畳の部屋でも、帰宅後は睡眠がメインの方は、しっかりと疲れを取るために大きめのベッドを使いたいですよね。
必要な時だけ取り出すコンパクトな折りたたみテーブルを使う、ベッドをソファーベッドにするなどの工夫次第で、8畳以下の部屋でもダブルベッドを置くことは可能です。
12畳あれば、2人掛けのソファーやオットマン、テーブル、テレビボードなどを配置しても広々と部屋を使うことができます。空間を自由に使える点を利用して、長方形の部屋なら家具やカーテンレールで空間を仕切り、1LDKのようにレイアウトすると雰囲気も出ます。

ただし、ダブルベッドは大きな模様替えがしにくい点があるので、配置や動線はあらかじめしっかり考えておくことをおすすめします。今後引っ越しの予定がある方も、ダブルベッドだと搬入・搬出に手間がかかります。サイズが大きい分、費用が掛かる場合があることを考慮しておきましょう。

▼ダブルベッド一覧

7. セミダブルベッドの掛け布団サイズはなにがおすすめ?

セミダブルのベッドなら掛け布団もセミダブルサイズで!と考えがちです。しかし、以下のようなベッドを使う状況に合わせてそれぞれ最適なサイズを選ぶことで、より快適な睡眠を得ることができます。

一人で使う場合

まず、一人で使う場合は、シングルサイズ(幅150cm)の掛け布団がおすすめです。掛け布団はサイズが大きくなれば重量も出てくるので、掛け心地の良いシングルサイズがぴったり。また、シングルサイズの掛け布団は、本体・カバーともに種類も充実しているのも魅力です。

掛け布団とも毛布が一体化し、表面は手触りのいい極細マイクロファイバー生地を採用。プチプラなのに軽くて暖かく、はじめての一人暮らしにもおすすめです。ストロー状の繊維でできた中綿が暖かさをしっかり保ちます。洗えるウォッシャブルタイプのため、気持ちよく使えるのも嬉しいポイント。

体格の良い人や寝相の悪い人が一人で使う場合

一人で使う場合でも体格の良い人や寝返りの多い人は、セミダブル(幅130cm)やダブルサイズ(幅190cm)の掛け布団がおすすめです。寝返りをうった際にも、肩や背中がはみ出ることを防ぐことができます。

1年中使えるかけ布団なら、しまう場所にも困らなくて楽ちんです。夏は肌かけ布団、春秋は掛け布団、冬は2枚重ねてあったか掛け布団として機能します。掛け布団をしまうスペースがあまりない人にぴったり。ダニを寄せにくい素材で、ニオイもつきにくいため子ども部屋にも安心して使えますよ。シングルでも幅150㎝なので、寝返りをうったときに肩や背中がはみ出る心配もありません。

2人で使う場合

2人で使用する場合は、2人用に作られているダブルサイズの掛け布団が最適です。これより小さい掛け布団だと、どちらかが掛け布団からはみ出てしまったり、すき間ができてしまったりして温かさが逃げてしまいます。とくに、恋人などが自分のお部屋に泊まることが多い場合は、2人での使用を前提としてダブルサイズの掛け布団を選ぶのがおすすめです。

専門の検査機関で厳しい検査を合格した羽毛のみを使用し、国内工場で一括管理の元、製品化した高品質の日本産羽毛布団です。天然素材は清潔性が気になるところですが、こちらは羽毛自体に抗菌防臭加工がほどこされており、細菌の増殖を抑制してニオイを防いでくれます。隙間ができにくい仕様で、2人で使う場合も暖かさをキープできます。

▼掛け布団一覧

8. ベッドの高さも要注意!見た目の圧迫感や毎日の立ち座りのしやすさに影響

ベッド幅について説明してきましたが、ベッドの高さによっても生活感は変わってきます。

床からマットレスの天面までの高さが30cm未満のものは少し低めで、部屋の開放感を出すには適した高さといえます。ただし、小柄な方やお子さん以外の方には、立ち座りの際に負担が掛かってしまいます。

35~45cm程度の高さなら、立ち座りがしやすい高さです。この程度の高さになると、収納付きタイプも出てきますので、さまざまなバリエーションから選ぶことが可能です。
50cm以上の高さがあれば、豊富な収納力に期待ができます。ベッド下に十分なスペースがあるので、掃除しやすいのもメリット。ただし、高さがある分、部屋に置くとかなり圧迫感も出るため、レイアウトには工夫が必要でしょう。

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9. それぞれのライフスタイルにおススメのベッド

ベッドは幅だけでなく高さや機能も様々。ライフスタイルによっておすすめのタイプは変わってきます。

部屋が狭い人には、特に「ローベッド・フロアベッド」がおススメ

部屋を少しでもすっきりと広く見せたいという方は、「ローベッド(フロアベッド)」がおすすめ。部屋を開放的に見せるだけではなく、シンプルなデザインで和室や北欧風などさまざまなテイストにマッチします。

ただし、ロータイプは低く、床とのすき間が少ないため、湿気がこもりやすくなります。湿気の多い季節はもちろん、日頃からしっかりとカビ対策を行いましょう。
ローベッドなら、コンパクトな部屋の中でもベッドの主張を抑えられて、おしゃれな部屋作りに一役買ってくれるはずですよ。

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ライフスタイルに合わせて「高さ調整ができるベッド」もおススメ

限られた部屋のスペースを有効に使いたいという方も多いのではないでしょうか。そんな時に強い味方となってくれるのが、高さ調節可能なベッドです。

自分にとって快適な立ち座りのしやすい高さに設定することはもちろん、収納ケースを入れられる高さに合わせて調整することも可能です。
ロフトベッドなら、ベッド下の空間にソファーやテーブルを配置して生活スペースを広くとることもできちゃいますよ。

▼高さ調整可能なベッド一覧

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10. まとめ:自分にあったサイズのベッドを

一人暮らしならシングルベッド!と思いがちですが、工夫次第でセミダブルやダブルもワンルームに設置できます。
快適な一人暮らしを満喫するには、睡眠スペースの確保はとても大切な要因です。ぜひ自分の生活スタイルに合わせたベッド選びとレイアウトで楽しい一人暮らしライフを堪能してくださいね。

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##ライタープロフィール
MAKO+
女性向け電子雑誌にて記事編集&ライティングを担当。ファッションからインテリア、旅系まで幅広いジャンルで執筆。Googleマップで世界中を旅行するのが最近の楽しみ。

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