logo

小5で「女性」自認の中洲ママ 私らしく生きられて幸せ

 きらびやかなドレスからきゃしゃな手脚が伸びる。天井から垂らされたロープを片手でつかみ、妖艶に宙を舞う。福岡市・中洲のショーパブ「キッチュ」のママで看板ダンサーの宮下りかさん(55)は生まれた時の身体的性別と性自認が異なるトランスジェンダー。「男らしさ」を強いられて苦しんだ時期もあったが、「周りの味方に認められて今がある。私らしく生きられて幸せ」と笑う。

 本名は「國章(くにあき)」。北九州市戸畑区で2人兄弟の次男として生まれた。男子と野球するより女子とままごと遊びをする方が好きだった。自らを「女性」と認識したのは小学5年。「ドッジボールで私を守ってくれた男子を突然好きだって思ったの。私は男の子とキスしたいんだって」

...

この記事は有料会員限定です。
残り809文字
無料トライアルで西日本新聞meの全ての記事をお読みいただけます。

sponsored by 求人ボックス
西日本新聞me

福岡ニュースランキングを
メールで受け取る(無料)

「みんな何を読んでるの?」毎日17時に
ニュースTOP10をお届け。 利用規約を確認

福岡県の天気予報

西日本新聞me

福岡ニュースランキングを
メールで受け取る(無料)

「みんな何を読んでるの?」毎日17時に
ニュースTOP10をお届け。 利用規約を確認

PR

社会のアクセスランキング

PR