こんもり紅葉　「コキア」が1万本見ごろ　大分県杵築市

　大分県杵築市山香町の大分農業文化公園で、「ほうき草」とも呼ばれる「コキア」が紅葉し、見ごろを迎えている。

　コキアは西アジア、中央アジア原産の一年草で、こんもりとした丸い形が特徴。公園では昨年から約5千平方メートルに1万本を栽培している。5月に種まきして苗を育て、6月に植栽。緑色だったコキアは9月下旬から赤く色づき始めた。

　昨年は色づきが悪く、今年は苗の植栽時期や肥料などで改良を実施。現在は見事な朱色に染まっており、多くの観光客が写真撮影などに訪れている。見ごろは10月中旬まで。

　公園は入場無料で、午前9時半から午後5時まで。10月は無休。同公園＝0977（28）7111。　（稲田二郎）