新緑に映える白 夏近し「ハンカチノキ」見頃
久留米市草野町吉木の園芸業赤司己喜雄さん(80)の畑で、落葉高木の「ハンカチノキ」が見頃を迎えている。白いハンカチのように見える葉の一種、苞(ほう)が新緑に映え、初夏の足音を感じさせる。
ハンカチノキに花びらはなく、苞の間にある丸いめしべが花に当たる。赤司さんによると、今年は例年より10日ほど早く苞をつけた。天候次第だが5月初めごろまで楽しめそうという。赤司さんは「風でゆらゆらと揺れる姿がかわいらしい。涼しげな様子を楽しんで」と話している。
車で訪れる際には、吉木西バス停を目印に山手に小道を約600メートル進んだ先の「吉木ポケットパーク」に駐車を。
=2018/04/20付 西日本新聞朝刊=