logo

辞世の歌は妻への手紙の「切り取られた三行」 福岡拠点に活動の夢野久作

【夢野久作の手紙全文】

 探偵小説「ドグラ・マグラ」で知られ、昭和初期に福岡を拠点に活躍した作家夢野久作(本名杉山直樹、1889~1936)の「辞世の歌」を書いた紙片が、妻クラに送った手紙から切り取られた可能性が高いことが分かった。

福岡県立美術館喫茶室で「夢野久作文学館(仮)」

 「われ死なば形見に残すものはなし/白雲悠々山河遼々」と夢野の虚心を映した歌は、これまでの研究では...

この記事は有料会員限定です。
残り2724文字
無料トライアルで西日本新聞meの全ての記事をお読みいただけます。

sponsored by 求人ボックス
西日本新聞me

福岡ニュースランキングを
メールで受け取る(無料)

「みんな何を読んでるの?」毎日17時に
ニュースTOP10をお届け。 利用規約を確認

福岡県の天気予報

西日本新聞me

福岡ニュースランキングを
メールで受け取る(無料)

「みんな何を読んでるの?」毎日17時に
ニュースTOP10をお届け。 利用規約を確認

PR

福岡のアクセスランキング

PR