ひめゆり資料館、移動展に活路 戦争体験風化に危機感「沖縄戦の実相知って」
太平洋戦争末期の沖縄戦で犠牲になった女子学徒隊の体験を伝える「ひめゆり平和祈念資料館」(沖縄県糸満市)が、県内各地に出向いて遺品や説明パネルを陳列する「移動展」に力を入れている。戦後77年がたち、地元でもひめゆり学徒隊を知らない若者が増えたことへの危機感が背景にある。将来県外での開催も検討しており、専門家は戦争体験の風化に抗する取り組みとして注目している。
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11月下旬に移動展が始まった読谷村(よみたんそん)のユンタンザミュージアム。...