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最西端の島を走る機動戦闘車 日米が与那国で共同訓練

 日本最西端の沖縄県与那国島で17、18の両日、陸上自衛隊の16式機動戦闘車(MCV)が公道を走り、自衛隊と米海兵隊の共同訓練も実施された。陸自の与那国駐屯地が開設され6年。自衛隊への抵抗感が薄れ、表立って反対する島民は減ったが、現実味を帯びる有事に不安は高まっている。

 「島を戦場にするな」。17日午後3時、与那国空港のゲートからMCVが姿を現すと、島民ら約10人が抗議の声を上げた。105ミリ砲を搭載した全長約9メートルのMCVは、迷彩色の自衛隊車両2台に挟まれ、住宅や飲食店が並ぶ集落を駆け抜けた。

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