沖縄県議会で答弁する玉城知事(4日午前)
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を巡り、設計変更申請を承認するよう県に求めた国の「指示」について、同県の前川智宏土木建築部長は4日午前の県議会本会議で、対応を検討中とする考えを示した。「(国の)指示も踏まえながら今後対応していきたい」と述べた。
辺野古の埋め立て工事を巡っては、9月4日の最高裁判決で地盤改良工事の申請を承認する法的義務が県に生じた。県はその後も態度を示さず、国が承認するよう「勧告」した。玉城デニー知事が応じなかったため、国が一歩踏み込んだ「指示」を出し、回答期限を4日と定めていた。
玉城知事は本会議で、最高裁判決について「県の主張について何ら判断することなく県の訴えを退けたものであり極めて残念だ」と述べ、従来の見解を繰り返した。
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