2023年9月期連結決算を発表するエスケーエレクトロニクスの石田昌徳社長(13日)
エスケーエレクトロニクスが13日発表した2023年9月期連結決算は、純利益が33億円と前の期に比べ2%増加した。スマートフォン向けの有機ELパネルやIT製品向けの液晶パネルの開発が活発で、パネル用の大型フォトマスクの需要が拡大した。売上高は13%増の281億円となり過去最高を更新した。同時に、3カ年の中期経営計画を同社として初めて公表した。最終年度の26年9月期に売上高351億円を計画する。
石田昌徳社長は京都市内で実施した決算発表記者会見で「中期経営計画では市場成長率を上回る売り上げの拡大を見込んでおり、マーケットシェアの拡大を成し遂げなければならない。このため今後3カ年で210億円規模の積極的な攻めの設備投資を計画している。生産拡大を目的とした滋賀新工場建設関係の投資も含む」と話した。
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