NIKKEI Financialは７月13日、ソフトバンクグループ(SBG)の後藤芳光・最高財務責任者(CFO)をお招きしたオンラインセミナー「SBGファイナンスの秘訣」を開催しました。孫正義会長兼社長の懐刀として知られる後藤CFOに、デットファイナンスを中心とした金融機関との付き合い方、「ビジョン・ファンド」に代表される投資事業の戦略について語っていただきました。

後藤CFOは神奈川県出身。1987年に安田信託銀行（現みずほ信託銀行）に入行し、ソフトバンク（現SBG）に入社したのは2000年です。同年から財務部長を務め、12年にSBGの常務執行役員、17年に専務執行役員に就任。18年からCFO兼最高情報セキュリティ責任者(CISO)を務め、20年に取締役に就いています。13年からは福岡ソフトバンクホークスの代表取締役社長を兼務し、日本シリーズ４連覇を果たした常勝軍団の経営にも携わってきました。
後藤CFOは06年の英ボーダフォンの日本法人（現ソフトバンク）買収、18年の通信子会社ソフトバンクの株式上場などを支えてきました。今や世界的な投資会社になったSBGの3月末時点の単体の純有利子負債は3兆7000億円あり、近年はアセットバックファイナンスなど資金調達の多様化にも取り組んでいます。またビジョン・ファンド２号は現在自己資金で運用しています。こうした財務面の戦略についてじっくりお聞きしました。
モデレーターは日本経済新聞社金融市場ユニット・金融グループのキャップ、山下晃が務めました。NIKKEI Financial 会員の方は特別な登録なしでこちらのページhttps://financial.nikkei.com/article/DGXZQODZ117KA0R10C21A6000000でご視聴頂けます。

出演者

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  後藤 芳光

  ソフトバンクグループ取締役専務執行役員 CFO 兼 CISO 兼 CSusO

  1987年 一橋大学社会卒、安田信託銀行（現みずほ信託銀行） 入行。2000年ソフトバンク（現ソフトバンクグループ＝SBG）入社、財務部長。06年ボーダフォン（現ソフトバンク取締役）。12年SBGの常務執行役員、17年専務執行役員、18年から最高財務責任者（ＣＦＯ） 兼最高情報セキュリティー責任者（ CISO）。20年取締役就任、現職。13年から福岡ソフトバンクホークスの代表取締役社長最高経営責任者（ＣＥＯ） 兼 オーナー代行も兼務する

  1987年 一橋大学社会卒、安田信託銀行（現みずほ信託銀行） 入行。2000年ソフトバンク（現ソフトバンクグループ＝SBG）入社、財務部長。06年ボーダフォン（現ソフトバンク取締役）。12年SBGの常務執行役員、17年専務執行役員、18年から最高財務責任者（ＣＦＯ） 兼最高情報セキュリティー責任者（ CISO）。20年取締役就任、現職。13年から福岡ソフトバンクホークスの代表取締役社長最高経営責任者（ＣＥＯ） 兼 オーナー代行も兼務する

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  山下 晃

  日本経済新聞社金融市場ユニット・金融グループ

  2005年日本経済新聞社入社。編集局証券部、2014年米州総局（ニューヨーク）、18年編集局証券部、20年経済部・Nikkeifinancial編集部兼務、21年金融市場ユニット。事業会社や金融機関、マーケット、会計・監査や法務などを取材し、現在は金融グループのキャップを務める

  2005年日本経済新聞社入社。編集局証券部、2014年米州総局（ニューヨーク）、18年編集局証券部、20年経済部・Nikkeifinancial編集部兼務、21年金融市場ユニット。事業会社や金融機関、マーケット、会計・監査や法務などを取材し、現在は金融グループのキャップを務める

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