6日夜に震度6弱、志賀町の地震計に異常なし 気象庁
石川県志賀町で6日夜に震度6弱を観測した地震について、気象庁は周辺で観測した震度との差が大きいとして7日に現地の状況を調査した。志賀町の地震計の設置状況に異常はなかった。
気象庁によると、地震は6日午後11時20分ごろに発生した。震源は能登半島沖で震源の深さは約5キロ。地震の規模は暫定値でマグニチュード(M)4.3と推定される。志賀町の揺れの計測時間は2〜3秒と短かった。志賀町以外は震度3以下だった。
気象庁の担当者は揺れの波形が地震の特徴を示しているとして「震度6弱を観測した可能性が高い」と説明。観測点近くで非常に震源の浅い地震が起きた場合、揺れが続く時間が短く、人が感じにくい場合があり得るとしている。
2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。気象庁は約4時間にわたり大津波警報を発令し、日本海側の広い範囲に津波が到達しました。各地の被害状況など最新ニュースをお届けします。