日銀総裁人事、国会同意は3ステップ 政府が月内提示へ
審査経て可否判断、2週間が目安
政府は2月中に日銀の黒田東彦総裁の後任人事案を国会に提示する。日銀の正副総裁の人事は提示後に与野党が候補者に質疑して適格かを判断し、衆参両院の議決を経なければならない。就任が決まるまでに国会で3つのステップを踏む必要がある。
政府から独立した性格を持つ専門機関や国の審議会の委員などの要職について衆院と参院双方の同意が必要になる。39機関の270人あまりが対象で日銀の正副総裁や審議委員のほかに会計...
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