織田信成、西日本フィギュアV 全日本には出場できず
フィギュアスケートの西日本選手権第2日は28日、広島市のひろしんビッグウェーブで男女のフリーが行われ、男子はショートプログラム(SP)7位の織田信成(大阪スケート倶楽部)が1位の155.45点をマークして合計216.75点で優勝した。全日本選手権(12月・長野市)出場を懸けたこの大会で元五輪代表の織田は出場圏内に入ったが、日本アンチ・ドーピング規程に触れたため全日本選手権には出られない。
女子は山下真瑚(中京大)がSPに続いてフリーも1位となり、合計181.60点で制した。
織田は昨秋、9季ぶりに現役復帰。目指していた全日本選手権出場には、大会6カ月前までに日本アンチ・ドーピング機構(JADA)へ復帰届を出して競技外ドーピング検査の対象となっている必要があったが、提出が遅れた。〔共同〕