リュージュ小林「感覚つかめてきている」 公式練習で
【北京=共同】リュージュ男子1人乗りの公式練習が3日、北京北部延慶の国家スライディングセンターで行われ、20歳の小林誠也(信州スポーツ医療福祉専門学校)が2回の滑走に臨み「コースの感覚もつかめてきているので、良くなってきている」と手応えを口にした。
今季シニアの国際大会にデビューし、そり競技の日本勢でただ一人、五輪切符を獲得。「選手村とかは初めての経験で、すごく楽しい」と笑顔で話した。龍の形を模した会場は360度回る特徴的なカーブがあり「他のコースよりも長い円なので(体重移動などの)タイミングがつかみづらい」と警戒した。
大会組織委員会によると、大会に招待される観客の対象会場に延慶は入っていない。「(観客がいれば)今までの五輪で見てきた、ゴールしたときの盛り上がりが体験できるのかなという楽しみもあった。でもしょうがない」と受け止めた。
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