ミャンマー反軍蜂起、市民徴兵に波及 人道支援に影響も
【ヤンゴン=渡辺禎央】ミャンマーの少数民族武装勢力と国軍の衝突が激化し、市民への影響が兵役にまで広がってきた。国軍が10日に徴兵制を発効させ、北東部の武装勢力も8日に自民族向けの徴兵令を発表した。軍事政権は内戦の拡大抑止と、人道支援での国際対話の二正面で打開を迫られる。
「武装勢力がつくる『軍閥』システムを抑え込む必要がある」。ゾーミントゥン国軍報道官は11日、前日に発効した徴兵制を通じて人員を...
ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデターを巡る最新ニュースはこちら。