男性議員が疑似妊婦体験 自民、子育て政策に活用狙う
自民党青年局の男性衆院議員3人が8日、妊娠7カ月に相当する重さ7キロのジャケットを着用し、妊婦生活を疑似体験する取り組みを始めた。妊娠時の苦労や不便を実感し、今後の政策づくりに生かす狙いがある。
小倉将信、鈴木憲和、藤原崇の3氏が9日までの2日間、議員活動のほか掃除や買い物などの日常生活をこなす。「立つだけできつい」「こんなに重いのか」などの感想が漏れた。
企画を提案した鈴木貴子衆院議員は「子育て世代の議員が取り組むことで、さまざまな気付きが得られる。働き方改革の議論にもつなげたい」と述べた。