野村総研、鶴岡高専とデジタル人材育成で協定
野村総合研究所と鶴岡工業高等専門学校(山形県鶴岡市)はデジタル時代の人材育成に連携して取り組む協定を結んだ。野村総研の持つデジタルトランスフォーメーション(DX)などのノウハウを鶴岡高専の教育プログラムに活用し、鶴岡・庄内地域の発展を支える人材の育成を目指す。野村総研と鶴岡市が2019年に結んだ協定を踏まえ、産官学で地域創生を推進する。
鶴岡高専の学生グループは22年度、防災用河川水位センサーと鳥獣被害対策カメラを開発し、地域に設置した。今後も学生が主体的に機器の精度評価・改善を進めていくという。こうしたデジタルの力で地域課題の解決を目指す学生の取り組みを支援する。DX講座やビジネスコンテストなども展開していく。