相鉄不動産、ゆめが丘駅前に5階建て木造賃貸マンション
相鉄グループの相鉄不動産(横浜市)は16日、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅(同市泉区)前に木造賃貸マンションを建設すると発表した。三井ホームが設計・施工を手掛ける「モクシオン」ブランドで、同ブランドとしては最大級になるという。
ゆめが丘駅徒歩3分の立地で地上5階建て、延べ床面積は4291平方メートル。1階部分は鉄筋コンクリート(RC)造を採用し、店舗として診療所と薬局が入る予定だ。2〜5階は木造で74戸(1K〜3LDK)全てを賃貸住宅とする。竣工は2024年5月、入居開始は24年6月の予定。
RC造と同等の遮音性や断熱性、耐震性を備えつつ建設時の二酸化炭素排出量も大幅に削減できるという。同駅周辺では、土地区画整理事業が進み集合住宅や病院の建設など再開発が進む。相鉄グループは24年夏ごろに開業予定の大規模集客施設の整備も進めており、集合住宅の供給と合わせて駅周辺の活性化を目指す。