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「21世紀の資本」のインパクト 3人の有識者語る
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経済書として異例のベストセラーとなっているフランスのトマ・ピケティ教授著『21世紀の資本』は、各界にどのようなインパクトを与えているのか。共訳者や経済学者ら3人の有識者に聞いた。(聞き手は経済部・松尾洋平)
若田部昌澄・早大教授はピケティ氏が「経済学の民主化」に貢献している点を指摘する。
――経済学の歴史の中でピケティ氏の研究はどう位置づけられますか。
「非常に大事な一里塚を築いたと思う。各国の...