民放連会長 日テレ大久保氏が続投
日本民間放送連盟は6日、大久保好男会長(日本テレビ放送網会長)を続投させる人事を内定したと発表した。民放連の会長推薦委員会が同日午後に全会一致で大久保会長の選任を決めた。6月12日開催の定時総会後の理事会で正式に決定する。任期は2年間。
推薦委員会議長の岩崎正幸氏(ニッポン放送会長)は大久保氏について「放送に対する深い見識をもっていて、リーダーシップを兼ね備えた人」と指摘。「引き続き、大久保会長にこの難しい時代に放送業界をリードしてもらいたい」と述べた。
大久保氏は1975年に読売新聞社に入社し、政治部長や執行役員メディア戦略局長などを経て、11年に日本テレビ放送網の社長に就任。19年に会長に就いた。民放連では18年から会長を務めている。