コインチェック、新社長に蓮尾氏
暗号資産(仮想通貨)の交換を手掛けるコインチェック(東京・渋谷)は22日、蓮尾聡・マネックスグループ執行役が新社長に就任したと発表した。勝屋敏彦前社長はマネックスグループの最高財務責任者(CFO)に就いた。経営管理体制の強化にめどをつけ、今後の事業拡大を図る。
コインチェックでは2018年1月、約580億円分の仮想通貨の流出事故が発覚。金融庁から2度にわたり業務改善命令を受け、4月にネット証券大手のマネックスグループの完全子会社になった。
蓮尾 聡氏(はすお さとし)93年(平5年)東大法卒、日本長期信用銀行(現・新生銀行)入行。05年マネックスグループ入社、07年マネックス証券取締役。埼玉県出身、49歳