石井利枝

これが歴史的な1投。公式戦で女子プロボウラー初のパーフェクトを達成する中山律子の12投目のフォーム
これが歴史的な1投。公式戦で女子プロボウラー初のパーフェクトを達成する中山律子の12投目のフォーム

「♪律子さん、律子さん、さ・わ・や・か・律子さん」。女子プロボウラーの女王として一大旋風を巻き起こした中山律子。きっかけは1970年8月21日、公式戦で女子初のパーフェクト300点をマーク。テレビ収録とあって一気に知れ渡った。技術はピカ一の上、美人でミニスカートからの色気が男性たちをくぎ付けにした。中山、須田開代子とともに「花のトリオ」として人気を博した石井利枝は「投げる時には女を感じさせない鋭い怖さを持っていた。けれど、投げ終わって振り向くと女性の表情なんです」。ピンをはじく音の強烈さから、目を閉じていても中山のストライクは分かる、といわれた。セクシー&パワフル律子さんだった。(^o^)

<ボウリング・1995年5月27日掲載>