日本文学研究者のロバート・キャンベル東大名誉教授(66)が4日、X(旧ツイッター)を更新。2月25・26日に行われた東京都庁のプロジェクションマッピングについて私見を述べた。

プロジェクションマッピングとは、光と色を使った3D映像投影技術で、工業用地、公共施設、街のランドマークなど、不規則な形状や静的オブジェクト、平らでない表面にバーチャル映像を投影する技術。暗がりの都庁がカラフルなライトで照らされているプロジェクションマッピングの動画を引用したキャンベル氏は「趣味わるっ」とつづった。

キャンベル氏の投稿に対し「ああ、税金が光になって散っていく」「都庁にこれ必要? 被災地の人が見たら何と思うかね」「これは、何の意味があるんすか? 誰か教えて欲しい ただでさえいかつい建物の邪悪さを誇示してるよーにしか見えない」などのコメントが寄せられていた。

一部報道によると、一連の東京都庁のプロジェクションマッピングには予算18億円もかかっているという。