2022年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「戦」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表した。日刊スポーツでは恒例の各界著名人の今年の1字を紹介、囲碁の仲邑菫三段(13)は「夢」とした。

「タイトル戦という夢の舞台に行けたからです」。4月にタイトル戦初挑戦となる女流名人戦に登場した。7月には一発勝負の扇興杯決勝で逆転負けを喫し、準優勝。12月に女流棋聖戦の挑戦権を獲得した。

上野愛咲美女流棋聖(21)とのタイトル戦3番勝負は来年1月19日に開幕する。先に2勝すれば、藤沢里菜女流本因坊(24)が2014年(平26)の第1回会津中央病院杯(現在の女流立葵杯)で達成した女流棋士最年少記録の15歳9カ月を上回る。「夢」を実現させる2023年が始まる。