タレント鈴木蘭々(48)が3日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。芸能界に入るきっかけについて話した。

番組ではスタジオ内の観覧者30人からゲストへの質問を募る「ぽいぽいトーク」というコーナーがあり、この日は「10代忙し過ぎて、青春なかったっぽい」(35歳男性)との質問が、鈴木と山田まりや(44)に対して出た。

鈴木と山田はともに「○」の札を提示して忙しかったことを認めた。当時の休みに関しては鈴木は「休みはなくて、自分の記憶ですけど、2年半は休みっていう休みはなかった」と答えた。

MCハライチ澤部佑(37)から「それ、いくつのときですか?」と問われて「19歳の終わりから22歳ぐらいまで」と返答。MCハライチ岩井勇気(37)から「爆発しないんですか、休みがなくて」と聞かれると、鈴木は「この業界に入って『これが普通なんだ』って思っちゃったから。なんかそういうこと(休みをとりたい)は考えなかったし、つらいと思ったこともなかった」と返した。

鈴木はさらに「もともと、この仕事がしたくて入っているので、好きなことができているだけでうれしかった。当時は当時で眠いとか、疲れたとかあったと思う。今の年になっても全部いい思い出になってる」と話した。

澤部から「友だちはいたんですか?」と聞かれ「いないですね。忙しくて、今みたいなSNSとかがないから、携帯電話もないし、遊ぶ時間がない」と話した。MC神田愛花(43)から「恋とかは?」との質問にも「時間がないし、事務所の社長が厳しかったから」と語っていた。

鈴木は1988年、13歳で芸能界デビュー。94年にフジテレビ系の子供向け番組「ポンキッキーズ」にレギュラー出演。元歌手安室奈美恵さん(46)と2人組ユニット、シスターラビッツを結成して人気に。96年、12社に起用されてCM女王と呼ばれた。99年に海外留学を表明。現在は化粧品の個人ブランドを手がける実業家になっている。