野々村真(59)が29日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に生出演し、大物俳優に怒られたエピソードを明かした。

野々村は番組コーナー「ぽいぽいトーク」に出演。刑事ドラマで共演した松方弘樹さんとの思い出を振り返った。

ワンカットワンシーンでの撮影で、松方さん演じるベテラン刑事の長ぜりふ後に、新米役の野々村が報告に飛び込んで行くシーンだったという。「延々と長ぜりふをしゃべる松方さんがいて、それを聞いてる皆さんがいて。ずーっと扉の前で待ってると。俺が失敗したらワンシーンワンカットだから、イチからだ…」と緊張感が高まった結果、セリフをかんでしまったという。

野々村によると「松方さんは『いいよいいよ』と言ってくれたけど、NGを4、5、6、7と出していったらだんだん顔が変わってきて」。また「刑事の役だったのに最後は完全に“桜吹雪”を出しかけたしゃべり方。『いいかげんにしやがれ、コラ!』」と、松方さんが主演したドラマ「遠山の金さん」さながらに激怒されたという。

野々村は「最後12までNG出しました」とてん末を明かし苦笑いだった。