NHK関西地区の夕方ニュースの“顔”に、入局2年の赤木野々花(あかき・ののか=24)アナウンサーが抜てきされ、5日、同大阪放送局で記者会見した。

 赤木アナは、NKH大阪放送局の「ニュースほっと関西」(月~金曜、午後6時10分)に、今月30日からキャスターとして出演する。

 「大学時代までハープ奏者になろうと思っていた」。子どものころから慶大時代まで、ハープに励んでいた赤木アナは、10年の「第22回ハープコンクール」(アドバンス部門)では5位。熱心にハープを続けていたが「ハーピストとして舞台に立って表現することも、アナウンサーとして声で表現することも近い」として、急きょ方針転換。13年にNHKへ入局し、徳島放送局へ配属された。

 好奇心旺盛な性格から研究熱心で、昨年はサッカーW杯関連番組のキャスターや、「ニュースウオッチ9」にも出演するなど、仕事の幅を広げ、今春改編で夕方の顔に抜てきされた。

 赤木アナは「昔から自分に負けず嫌い。知らないことも多いし、勉強不足な自分に負けたくない。自分に負けないように」と目標を掲げている。

 岡山で生まれ育ち、大阪には初めて赴任。「大阪のことは知らないので、串カツとか宝塚観劇、甲子園にも通って勉強したい」と話していた。