エンゼルス大谷翔平投手(28)が、最高価値で1年契約を交わした。今オフに年俸調停の権利を得るが、シーズン終了間際に球団と3000万ドル(約43億5000万円)の1年契約で合意したことが発表された。

今季の年俸550万ドル(約7億9750万円)から445%増で、日本人メジャー最高額。年俸調停の権利を持つ選手としても、20年シーズン前に2700万ドルで契約したベッツ(現ドジャース)を抜いて最高年俸となった。

◆年俸調停 メジャーの出場登録が3年以上6年未満の選手に球団と年俸調停を行うことができる権利が与えられる制度。3年未満の選手の年俸は通常、最低保障の金額付近となり、調停権取得後に年俸が引き上がる。年俸調停を避け球団と合意するケースが多いが、1月中旬の期限までに合意できない場合は調停委員会にかけられ、選手側と球団側の希望額のどちらが妥当か判断される。