好奇心の、その先へ NHKカルチャー

ALIVE!平安 ~雅へのいざない~

大河ドラマ「光る君へ」連動企画講座

凰稀かなめトークショー 
演じて魅せるということ
~スズケン市民講座~

女優/大河ドラマ「光る君へ」赤染衛門役
凰稀かなめ
聞き手:NHK名古屋キャスター
渡邊晶子

凰稀かなめトークショー 演じて魅せるということ ~スズケン市民講座~

元宝塚歌劇団宙組トップスターで、退団後も舞台やドラマで活躍中の女優 凰稀かなめさん。様々な芝居に挑戦し、輝き続ける秘訣と、演じることへの思いをお話しいただきます。

1回

7/6(土) 14:00-15:30

大河ドラマ「光る君へ」の衣装イロトリドリ

大河ドラマ「光る君へ」衣裳デザイン、日本画家
諌山恵実
大阪国際大学教授
村田隆志

大河ドラマ「光る君へ」の衣装イロトリドリ

2024年の大河ドラマ「光る君へ」は、大河史上初めて平安貴族が主人公で、きらびやかで色鮮やかな豪華な衣装が注目を集めています。ドラマセットの衣装制作に深くかかわっている衣装人物画担当の講師が、製作スタッフとの話し合いを重ねながら、ヒロイン・まひろや藤原道長などの平安貴族、それに従者や猿楽など

1回

5/26(日) 13:00-14:30

建築考証から楽しむ大河ドラマ「光る君へ」の平安の暮らし

広島大学名誉教授、大河ドラマ「光る君へ」建築考証 三浦正幸

建築考証から楽しむ大河ドラマ「光る君へ」の平安の暮らし

大河ドラマ「光る君へ」では、平安時代中期の寝殿造や清涼殿の真新しい姿が舞台セットで初めて再現されています。この講座は、平安時代の天皇や遺族そして庶民の住まいや暮らしぶりについての興味深いお話です。各回とも多数の図や写真を提供し、分かりやすく、かつ専門的に解説します。

6回

名古屋教室
4/5(金)~ 10:30-12:00
岐阜教室
4/6(土)~ 13:00-14:30
オンデマンド
4/12(金)~ ※視聴期間:2週間

途中回からも楽しめる

番組関係者が時代背景を解説

対談 平安時代を問い直す
ー物語と歴史のあいだでー

国際日本文化研究センター名誉教授 倉本一宏
作家 澤田瞳子

対談 平安時代を問い直すー物語と歴史のあいだでー

平安時代は、世界でも稀なほど貴族による日記(古記録)や女房らによる女流文学が花開いた、文化的に際立った時代といえます。遺された多くの書物、あるいは近現代に生まれた優れた歴史小説によって、私たちは当時の様子や人びとを知ることができますが、一方で物語と歴史がからみあい、イメージとして理解されがちな面もあります。

2回

5/26(日)~ ※視聴期間:2週間

紫式部と藤原道長

国際日本文化研究センター名誉教授 倉本一宏

紫式部と藤原道長

大河ドラマ「光る君へ」時代考証者が語る平安時代と二人の生涯!世界最高峰の文学である『源氏物語』を著した紫式部と、日本史上最高の権力を長期間保持した藤原道長とのリアルな生涯を、確実な史料のみによって時系列的にたどります。

6回

1/20(土)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

藤原実資「小右記」を読む

国際日本文化研究センター名誉教授 倉本一宏

藤原実資「小右記」を読む

藤原道長と同時代に生きた藤原実資の記録した「小右記」は、儀式や政務の正確な記録であるとともに、個人的な感情や批判に満ちた、きわめて魅力的な日記です。63年間に及ぶ「小右記」を冒頭から解読しており、最盛期を迎えた摂関政治の政治・社会・文化・宗教を実感します。

6回

4/5(金)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

貴い平安 ~文化を味わう~

入門・平安料紙のつくり方 
~和紙染めを楽しむ~

紙と美フォーラム主宰
鎌田敏輝

入門・平安料紙のつくり方 ~和紙染めを楽しむ~

平安時代より伝わる「かな料紙」のつくり方を中心として、金銀箔の装飾、版木を使用した文様刷り、「継ぎ紙」、西洋で発達したデカルコマニー、フロッタージュ等のアクシデントパターン他、利休表具の揉み紙等、和紙染め全般を学ぶことができます。

6回

4/4(木)~ 13:00-15:00

途中回からも楽しめる

雅楽を楽しむ 
源氏物語の場面を中心に

東京学芸大学教授
遠藤徹

雅楽を楽しむ 源氏物語の場面を中心に

雅楽は平安時代の宮廷社会で完成し、現代に至るまで大切に伝えられてきた日本最古の伝統音楽です。この講座では雅楽の歴史、音楽と舞の曲目とその特徴、楽器、装束など雅楽の基礎知識を、源氏物語の場面と重ね合わせて、わかりやすく解説します。鑑賞の時間も設けますので、日常を忘れて悠久の雅楽の世界に浸っていただければと思います。

6回

4/23(火)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

こどもと楽しむ 雅な「十二単」講座  着装の解説と装束の羽織り体験

学校法人国際文化学園・衣紋道東京道場
佐藤美奈子ほか

こどもと楽しむ 雅な「十二単」講座 ~着装の解説と装束の羽織り体験~

日本の伝統装束「十二単」は、平安時代の中期に完成したと言われる女房装束の儀服です。「晴れの装い」として受け継がれ現代の着物の原点と言われています。歴史や、重ね色目、伝統文様の解説を交えながら、実際に十二単のお服上げ(着装)をご覧頂きます。

1回

8/3(土) 13:30-15:00

源氏物語の和歌を書いてみよう

隆玄書道会参事
椿原量子

源氏物語の和歌を書いてみよう

「和歌」は源氏物語の要所で詠まれ、登場人物の心情を表現する重要な役割を持ちます。書と和紙の組合わせで、雅に、絵のように、創作してみましょう。

6回

4/23(火)~ 15:00-17:00

途中回からも楽しめる

はじめてのかな書道
~古筆から基本を学ぶ~

日展作家
日比野由佳

はじめてのかな書道 ~古筆から基本を学ぶ~

この講座は、平安時代中期頃に完成したかな書を導入部分から学び、半年で基礎を固めるための講座です。文字が成立する前から日本では日本語が話され、和歌が詠まれていました。

12回

4/14(日)~ 10:00-12:00

途中回からも楽しめる

平安文学を読むための「くずし字」入門

愛知教育大学名誉教授
高瀬正一

平安文学を読むための「くずし字」入門

あなたもくずし字を読み解いてみましょう。「あはれ」「をかし」「いみじ」などのくずし字で書かれた古語を読み解いていきます。やさしいものから難しいものまで順番に取り組み、『源氏物語』などの平安文学を原文で読めるようになるための基礎を養成します。

6回

4/25(木)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

お香特別講座!平安の雅・丁子染和紙でつくる文香~紫式部~

合香師
岩佐一史

お香特別講座!平安の雅・丁子染和紙でつくる文香~紫式部~

源氏物語にも登場する「丁子染」の技術を活用し、防虫効果がある薫る和紙【千年香紙】を折型とした文香を調合・作成します。文香とは、平安時代の貴族が和歌・手紙に同封していた常温で薫る御香です。調合した御香を千年香紙で包む事により、長日月、薫りが日々を彩ります。今回は、白檀・丁子などの様々な植物で調合し、紫式部を連想する香りに仕上げます。

1回

名古屋教室
5/26(日) 10:00-11:30
岐阜教室
5/26(日) 15:00-16:30

香道 御家流

御家流神路会主宰
東堯霞(ひがし・ぎょうか)

香道 御家流

香りの文化を楽しみませんか。日本の美しい四季、花鳥風月をめで和歌や物語、古来の行事などを香木の香りで表現します。騒々しい昨今、ひとときの静寂の中、良い香りに接する事は心の安らぎとなりましょう。

6回

金曜クラス
4/26(金)~ 10:30-12:30
日曜クラス
4/28(日)~ 13:00-15:00

渦巻く平安 ~人と歴史と物語~

歴史・人物

陰陽師・安倍晴明の実像を探る

佛教大学教授
斎藤英喜

陰陽師・安倍晴明の実像を探る

ついに今年の大河ドラマに安倍晴明が登場しました。これまでの映画とは、だいぶイメージが違うようです。彼が紫式部や藤原道長と同じ時代を生きた、実在の人物であることは間違いありませんが、しかし、その実像は?、そもそも陰陽師とは、どのような仕事をしていたのか。安倍晴明の深層に迫ります。

1回

7/6(土) 13:30-15:00

紫式部の世界
~『紫式部集』を読む~

東京学芸大学名誉教授
石井正己

紫式部の世界 ~『紫式部集』を読む~

石井正己著『図説 源氏物語』より

今年の大河ドラマは「光る君へ」。主人公・紫式部は『源氏物語』の作者であるだけでなく、『百人一首』にも選ばれた優れた歌人です。彼女の個人歌集『紫式部集』には喜びと憂いに満ちた歌が並んでいます。

6回

4/3(水)~ 13:00-14:30

途中回からも楽しめる

紫式部と藤原道長

元愛知大学非常勤講師
作中久雄

紫式部と藤原道長

宇治市宇治河畔紫式部像

平安時代中期の長編物語「源氏物語」の作者・紫式部は、「ユネスコが選ぶ世界の偉人」に日本人として唯一選ばれ、世界的に評価されています。代表作の「源氏物語」は1000年の昔から読み継がれ、恋多き主人公・光源氏の恋愛、平安の王朝文化、宮廷や貴族の生活などをうかがい知ることができます。

1回

4/26(金) 13:30-15:00

紫式部を語る―『紫式部集』『紫式部日記』『源氏物語』をもとに―

文学博士 堀江マサ子
元県立高校校長 宮地幸子

紫式部を語る―『紫式部集』『紫式部日記』『源氏物語』をもとに―

大河ドラマ「光る君へ」の主人公紫式部を彼女が書き残した家集・日記・物語を中心に、それらへの感動をもとに対談します。

1回

9/7(土) 10:30-12:00

紫式部の光と影 ~『源氏物語』を生み出した人物像に迫る~

古典文学説きがたり
青野澄子

紫式部の光と影~『源氏物語』を生み出した人物像に迫る~

大河ドラマ「光る君へ」の舞台であり、多彩な女流作家たちが才を競った平安王朝。その中でもひときわ輝くのが、いまや世界に誇る『源氏物語』の作者、紫式部です。

2回

5/8(水)~ 13:30-15:00

1年で学ぶ 平安時代天皇列伝

龍谷大学准教授
樋口健太郎

1年で学ぶ 平安時代天皇列伝

今年は大河ドラマ「光る君へ」で平安時代が話題になっています。この時代といえば、道長や頼通といった藤原氏の活躍が目立ちますが、あくまで王朝の中心にあったのは天皇でした。

6回

4/9(火)~ 15:00-16:30

途中回からも楽しめる

平安貴族の権力争い

歌人、現代歌人集会理事長
林和清

平安貴族の権力争い

雅やかなイメージのある平安時代にも、すさまじい権料闘争は繰り返されていました。藤原道長が「この世をば」と詠むその一夜を頂点とする平安貴族たちの興亡を、人間ドラマとしておもしろくわかりやすくお話しします。

6回

4/24(水)~ 11:00-12:30

途中回からも楽しめる

紫式部と平安貴族の時代
2024年大河ドラマの主人公の生涯

歌人、現代歌人集会理事長
林和清

紫式部と平安貴族の時代 (6)滅びゆく中関白家

2024年ついに大河ドラマの主人公となる紫式部。『源氏物語』を書いた才女の生涯と、清少納言などライバルたちや藤原道長など歴史上の人物たちとの関わり、貴族文化花ひらいた平安時代の歴史背景をお話しします。

6回

1/25(木)~ 13:00-14:30

途中回からも楽しめる

思想・文化

源氏物語にみる平安時代にたしなまれたお酒

小説家 角田光代
元『古典酒場』編集長 倉嶋紀和子

源氏物語にみる平安時代にたしなまれたお酒

『源氏物語』の現代語訳で読売文学賞を受賞された角田光代さんと酒場雑誌『古典酒場』の創刊編集者・倉嶋紀和子さんが、「源氏物語」や平安時代のお酒などについて語り合うひと時、平安時代の日本酒レシピを再現した玄米日本酒を試飲しながら タイムスリップをお楽しみください。

1回

5/29(水) 19:00~20:30

十二単から学ぶ平安の美意識

一般財団法人民族衣裳文化普及協会 認定講師

十二単から学ぶ平安の美意識

平安時代の代表的な装束“十二単”は、源氏物語の中にも記されており、当時の女性たちが日本の四季の景色が織りなす色を襲ねて楽しむ美の表現方法は、現在のきものの原点ともいわれています。

1回

6/15(土) 13:30-15:00

【青山アカデミー特別講座】
平安貴族とは何か

東京大学史料編纂所教授
本郷和人

平安貴族とは何か

平安時代の貴族、というと、どんなイメージでしょうか?当時の日本列島には1000万人の人が住んでいましたが、貴族社会を構成した人たちは500人ほど。その様子を知っておくと大河ドラマ『光る君へ』を

1回

5/9(木) 15:30-17:00

井沢流 
『源氏物語』と藤原摂関政治

作家、歴史研究家
井沢元彦

井沢流 『源氏物語』と藤原摂関政治

栄華を極めた藤原氏がどのようにして権力を掌握していったのか。『源氏物語』が書かれた時代の藤原氏の発展と摂関政治について井沢流に紐解きます。

1回

5/25(土) 15:30-17:00

漢文学&漢文化から楽しむ
『源氏物語』

神戸大学人文学研究科講師
早川太基

漢文学&漢文化から楽しむ『源氏物語』

大河ドラマ「光る君へ」の主人公である紫式部の日常生活、そして『源氏物語』の世界を、「漢文学&漢文化」という新しい切り口から解き明かします。

6回

4/25(木)~ 19:00-20:30

『源氏物語』の時代の女性たち

埼玉学園大学名誉教授
服藤早苗

『源氏物語』の時代の女性たち

大河ドラマ『光る君へ』に登場する紫式部や藤原道長などの貴族の生活は、現代とはまったく違った形がありました。また、一般庶民と貴族との差も現代とは比較にならない程の格差がありました。

6回

4/4(木)~ 14:30-16:00

途中回からも楽しめる

平安時代の光と闇

歴史作家
関裕二

平安時代の光と闇

平安時代は国風文化が花開き、文字通り「平安な時代」だっただろうか。平安時代には、知られざる闇がある。藤原氏だけが富み栄え、人びとは塗炭の苦しみを味わっていた。『源氏物語』の恋物語の裏側に隠された、権力闘争と末法の時代の信仰の闇を、明らかにしていきたい

3回

4/7(日)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

平安中期の貴族文化を実践から探る

平安(中期)装束研究家
承香院

平安中期の貴族文化を実践から探る

『枕草子』や『源氏物語』に代表される平安王朝文学や当時の資料にみられる華やかな平安文化を、平安装束の解説や当時のコミュニケーション方法の実践を通じて探求していきます。

3回

4/2(火)~ 19:00-20:30

途中回からも楽しめる

文学

①国宝 源氏物語絵巻を読む
~「柏木1」の1

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

①国宝 源氏物語絵巻を読む~「柏木1」の1

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、物語本文とどのような関わりを持っているのかを丁寧に読み解きます。

1回

4/10(水)~

②国宝 源氏物語絵巻を読む
~「柏木1」の2

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

②国宝 源氏物語絵巻を読む~「柏木1」の2

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、物語本文とどのような関わりを持っているのかを丁寧に読み解きます。

1回

4/10(水)~

③国宝 源氏物語絵巻を読む
~「蓬生」

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

③国宝 源氏物語絵巻を読む~「蓬生」

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、物語本文とどのような関わりを持っているのかを丁寧に読み解きます。

1回

4/10(水)~

④国宝 源氏物語絵巻を読む
~「関屋」

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

④国宝 源氏物語絵巻を読む~「関屋」

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、物語本文とどのような関わりを持っているのかを丁寧に読み解きます。

1回

4/10(水)~

⑤国宝 源氏物語絵巻を読む
~「柏木2」の1

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

⑤国宝 源氏物語絵巻を読む~「柏木2」の1

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、物語本文とどのような関わりを持っているのかを丁寧に読み解きます。

1回

4/10(水)~

⑥国宝 源氏物語絵巻を読む
~「柏木2」の2

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

⑥国宝 源氏物語絵巻を読む~「柏木2」の2

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、物語本文とどのような関わりを持っているのかを丁寧に読み解きます。

1回

4/10(水)~

紫式部がつむいだ「光源氏」の
くらし

京都ノートルダム女子大学名誉教授
鳥居本幸代

紫式部がつむいだ「光源氏」のくらし

『源氏物語』には宮廷をはじめとして、平安貴族の生活が紫式部の目を通して描かれています。衣・食・住はもとより、通過儀礼、年中行事、教養など多岐にわたっていますので、各巻のあらすじを解説しながら、巻ごとにキーワードをいくつか選び、それに従って平安貴族のくらしの諸相を紐解いていきます。

6回

京都教室
4/25(木)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

カルチャーラジオ なぜ『源氏物語』は世界で読まれたか ウェイリー訳の「再和訳」から

俳人・評論家
毬矢まりえ

カルチャーラジオ なぜ『源氏物語』は世界で読まれたか ウェイリー訳の「再和訳」から

大河ドラマ「光る君へ」で注目の源氏物語が世界文学になるまで.今から百年前。イギリスの東洋学者アーサー・ウェイリーによる初の英語全訳『The Tale of Ganji』が刊行されました。「文学において時として起こる奇跡」と、イギリス文壇に旋風が巻き起こります。

4回

4/3(水)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

花と植物で読み解く源氏物語

(一財)進化生物学研究所理事長・所長
湯浅浩史

花と植物で読み解く源氏物語

『源氏物語』は千年読み継がれる女性による世界最古の不朽の名作です。紫式部はどのようないきさつで筆を執ったのでしょうか。54帖のうち半分に植物がらみの題名がつけられているように、紫式部は花や植物にメッセージをこめて構成しています。また、

8回

4/6(土)~ 13:00-15:00

途中回からも楽しめる

ときめきの源氏物語
~光の君、誕生から姫君との恋

愛知県立大学非常勤講師、美夫君志会常任理事
大脇由紀子

ときめきの源氏物語~光の君、誕生から姫君との恋

2024年、大河ドラマ「光る君へ」にはまった方も!SNSで注目されている大脇由紀子先生が、大河ドラマ「光る君へ」の進行に合わせ、源氏物語のスゴさを解説!!

6回

4/27(土)~ 13:00-14:30

源氏物語 12人の女

歌人・現代歌人集会理事長
林和清

源氏物語 12人の女

源氏物語の本当の主人公は、光源氏ではなく女性たちではないでしょうか。女性作家・紫式部が描きたかった女性たちの生きかたを、現代的な分析で解き明かします。大河ドラマ「光る君へ」もいよいよ盛り上がっていくこの機会に、ぜひご受講ください。

6回

京都教室
4/26(金)~ 15:00-16:30

『源氏物語』入門

茨城キリスト教大学文学部教授
堀口悟

『源氏物語』入門

2024年、大河ドラマ「光る君へ」は紫式部が主人公。その作品、日本文学の傑作『源氏物語』を、原文と訳文とを対照しながら読んでみませんか。大きな活字の易しいテキストに、分かりやすい解説・注釈を加えていきます。

6回

4/25(木)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

『源氏物語』と美術 ―源氏絵の広がりと「幻の源氏物語絵巻」

学習院大学名誉教授、『國華』主幹
佐野みどり

『源氏物語』と美術 ―源氏絵の広がりと「幻の源氏物語絵巻」

『源氏物語』を題材とする美術工芸を<源氏絵>と呼びますが、12世紀の「国宝源氏物語絵巻」(徳川美術館・五島美術館)以来、様々な形式の作品が生まれ、人々に愛され大切に伝えられてきました。とりわけ16世紀から17世紀にかけ、源氏絵の制作は質・量ともにピークを迎えています。

5回

4/25(木)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

国宝 源氏物語絵巻を読む

園田学園女子大学名誉教授
福嶋昭治

国宝 源氏物語絵巻を読む

名古屋の徳川美術館(絵15面)と東京の五島美術館(絵4面)分蔵されている『国宝源氏物語絵巻』は、平安時代に作成された源氏絵唯一の遺品です。絵巻に描かれた場面に何が描かれ、

6回

4/8(月)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

声に出して味わう「源氏物語」

NHK番組キャスター・アナウンサー
加賀美幸子

声に出して味わう「源氏物語」

古典の原文朗読をライフワークとし、NHKラジオ「古典講読」で長く朗読を担当、50年以上、第一線で日本語と向き合ってきた加賀美幸子アナウンサー。何度読んでも心惹かれる人物や場面、また読みたいと思わせる文章など、千年以上輝きを失うことなく読み継がれる「源氏物語」の魅力について、朗読とともに堪能しましょう。

1回

5/19(日) 13:30-15:30

源氏物語の魅力を探る 
逢坂の関~夢枕に立つ藤壺

跡見学園女子大学講師
三村友希

源氏物語の魅力を探る 逢坂の関~夢枕に立つ藤壺

大長編『源氏物語』の魅力を探ります。ポイントをしぼりながら、物語のトピックを追っていきます。光源氏は何に渇望して恋愛遍歴を重ねるのか。『源氏物語』は身代わりを求める男と身代わりとして求められる女たちを軸に語られ、長編化していきつつ、女の生き方を問いかけます。

12回

4/9(火)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

『紫式部集』を読み解く
~王朝社会と紫式部の思考・感性~

元カリタス女子短期大学教授
村井幹子

『紫式部集』を読み解く~王朝社会と紫式部の思考・感性~

紫式部はこの世に『源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』と三つの文学作品を残していますが、『紫式部集』は紫式部自身による自選家集(歌集)といわれ、作者紫式部のほぼ全生涯(娘時代、結婚・寡居時代、宮仕え時代とその後)に亘って詠まれた歌の数々が贈答歌を含めてかなり厳選された形で収載されています。

6回

4/24(水)~ 13:00-15:00

途中回からも楽しめる

源氏物語を読む

國學院大學講師、博士(文学)
堤康夫

源氏物語を読む

『源氏物語』を読破する!最初から読めるチャンスです。紫式部が書いた『源氏物語』は全54帖100万字に及ぶ長編小説です。その『源氏物語』を1回1帖づつ読み、名場面を原文で味わいます。時代背景も踏まえながら全巻読破を目指します。

6回

4/22(月)~ 10:00-11:30

途中回からも楽しめる

『源氏物語』の女性たち
~女たちはどう生きたか~

元大東文化大学特別講師
原槇子

『源氏物語』の女性たち~女たちはどう生きたか~

『源氏物語』は、大勢の人々が登場し、様々な人生が描かれています。源氏亡き後、源氏の息子の薫大将、そして源氏の孫にあたる匂宮という二人の貴公子が、大君や中の君の異母妹・浮舟をめぐって恋の鞘当てを繰り広げます。

6回

4/27(土)~ 10:30-12:00

源氏物語 ~六条院の栄華の陰~

NHK文化センター講師
田中恭子

源氏物語~六条院の栄華の陰~

『源氏物語』は、何度読んでも、どのひとくだりでも味わい深く、新たな発見を見出します。本文を一字一句ずつ味わって読みます。現在にひきつけて読むのではなく、千年昔に立ちかえって読むように心がけています。

12回

4/10(水)~ 14:30-16:00

途中回からも楽しめる

源氏物語 味読 ~幻巻~

中部大学非常勤講師
岡本美和子

源氏物語 味読 ~幻巻~

長大な物語の世界も、その入り口は一つの言葉です。作者紫式部が文脈の流れに置いた珠玉を手にとってみると、極上の面白さが輝きます。源氏物語もいよいよ正編の終わりに近づいてきました。40帖ご御法巻です。光源氏の最愛の人、紫の上がこの世を去ります。

12回

4/4(木)~ 13:30-15:00

途中回からも楽しめる

奥山景布子の源氏物語 Ⅶ 
横笛~匂宮

小説家、博士(文学)
奥山景布子

奥山景布子の源氏物語 Ⅶ 横笛~匂宮

「源氏物語」を、古典研究者から小説家に転じた講師ならではの視点により、一回の講座につき一帖のペースで読み進めます。一度は最後まで読んでみたいけれど、一人ではなかなか……と諦めていませんか?

6回

名古屋教室
4/10(水)~ 10:30-12:00
オンデマンド
4/17(水)~ ※視聴期間:2週間

途中回からも楽しめる

源氏物語をじっくりよむ

都留文科大学講師
伊東祐子

源氏物語をじっくりよむ

源氏物語を原文で読む講座です。源氏物語の内容とともに、場面の空気感や臨場感を実感していただくことができるように、原文に密着しながら読み進めていきます。

11回

4/10(水)~ 13:00-14:30

途中回からも楽しめる

選りすぐり源氏物語 光源氏と女君たちの世界を読む 柏木・横笛

専修大学教授
今井上

選りすぐり源氏物語 光源氏と女君たちの世界を読む 柏木・横笛

どこから読み始めても面白い『源氏物語』 途中参加・初心者大歓迎。世界文学史上に燦然と輝く『源氏物語』の中でも、もっとも評価の高い第二部の世界(若菜上巻~幻巻まで)を初心者の方にはわかりやすく、この物語

9回

4/5(金)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

源氏物語をよむ 
「匂兵部卿」「紅梅」

早稲田大学教授
陣野英則

源氏物語をよむ 「匂兵部卿」「紅梅」

『源氏物語』には多くの現代語訳があり、案内書もさまざまあります。しかし、その物語世界の奥深さは、原文によってこそ味わいたいものです。この講座では、ひとつひとつの言葉が用いられている理由をたしかめつつ、じっくりと読みすすめます。

11回

4/8(月)~ 13:00-14:30

途中回からも楽しめる

源氏物語の扉をひらく ~はじめて読む人も詳しく読んでいる人も~

現代歌人集会理事長
林和清

源氏物語の扉をひらく ~はじめて読む人も詳しく読んでいる人も~

ついに大河ドラマの主人公となる紫式部。世界にほこるこの才女が描いたのが「源氏物語」です。忙しい現代人のためにこの大長編小説をわかりやすくおもしろくご紹介します。毎回絵や写真、系図、動画などを入れて楽しく受講していただけます。ぜひこの機会にご受講を!

6回

4/14(日)~ 10:30-12:00

途中回からも楽しめる

古典朗読 紫式部日記・紫式部集をよむ〈後期〉

朗読家
紫堂恵

古典朗読 紫式部日記・紫式部集をよむ〈後期〉

古典文学の至宝『源氏物語』の作者として文名高い紫式部は、2024年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公として、今再び注目を集める存在です。紫式部と呼ばれたその人は、どんな女性であったのでしょうか。

6回

4/19(金)~ 13:00-14:30

途中回からも楽しめる

『紫式部日記』を読む

流通経済大学名誉教授
和田律子

『紫式部日記』を読む

紫式部は『源氏物語』の作者として有名ですが、中宮彰子に仕えた宮廷女房としても活躍しました。紫式部に憧れて、のちに物語作者になり『更級日記』を書いた菅原孝標女もいますが、紫式部は、当時の女性たちの行動に新しい息吹を吹きこんだ存在でもあったのでしょう。

6回

4/12(金)~ 13:00-14:30

途中回からも楽しめる

浅見和彦の古典塾「平安京の素顔」 ~枕草子を中心に~

成蹊大学名誉教授
浅見和彦

浅見和彦の古典塾「平安京の素顔」~枕草子を中心に~

中世日本文学研究の第一人者である浅見 和彦講師が、あなたがまだ知らない古典の面白さを伝える特別講座です。平安の暮らしぶりが如実に表現されている『枕草子』を中心に分かりやすく紐解き、「平安京の素顔」に迫ります。

1回

5/16(木) 13:30-15:30

平安日記文学の世界へ④『枕草子』と「清少納言」

敬愛大学生涯学習センター講師
柴田まさみ

平安日記文学の世界へ④『枕草子』と「清少納言」

清少納言が、平安中期に著わした『枕草子』は、彼女の好きなモノ・コトについて書かれた「随筆」としてのイメージが強いのではないでしょうか。ですが、一条帝中宮・定子の筆頭女房として出仕し、藤原道隆やその子息・伊周や隆家、行成や道長などの、時代を率いた貴顕たちと交流した、煌めく日々もまた、書き記されているのでした。

12回

4/4(木)~ 14:00-15:30

途中回からも楽しめる

『蜻蛉日記』を読む

平安文学研究者
本橋杏子

『蜻蛉日記』を読む

女性が玉の輿に乗って幸せになるおとぎ話、あんなのは絵空事。権勢家の貴公子との結婚生活ってどんなものか、私がありのままにお話ししましょう・・・と語りだされる『蜻蛉日記』。一夫多妻、通い婚という制度の下で女性が抱えていた心の内実を、自らの結婚生活の記録とともに赤裸々に綴る、平安女流文学の草分け的な作品です。

5回

4/23(火)~ 10:00-11:30

途中回からも楽しめる

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