スズキ イグニスのおすすめグレードは？グレードごとの特徴や魅力を紹介
スズキ イグニスはスズキが2016年に発売したコンパクトSUVです。イグニスは、日常で活躍するだけでなく、週末にアウトドアなども楽しめる「使い勝手の良いスタイリッシュなコンパクトクロスオーバー」をコンセプトにしています。
そんなイグニスの特徴や魅力を知りたい方もいらっしゃるでしょう。また2021年9月の仕様変更の内容も気になるところです。
そこでこの記事では、スズキ イグニスの特徴やグレードごとの違い、2021年9月の仕様変更内容の他、新車価格や中古車相場などを紹介します。
またスズキ イグニスは中古車としておすすめです。その理由も中古車相場に触れながら解説していきます。
※目次※
・スズキ イグニスは2021年9月の仕様変更によりグレード体系が整理された
・各グレードの主な違いはエクステリアとインテリアで走行性能に大きな違いはない
・スズキ イグニスの納車を早めたいなら中古車がおすすめ！ネクステージなら高品質の車がそろっています
スズキ イグニスはクロスオーバーSUV
スズキ イグニスは、2016年に登場したクロスオーバーSUVで、1,2Lのエンジンを搭載し、マイルドハイブリッドを組み合わせています。
ここでは、スズキ イグニスはどのような車なのか、簡単に特徴やコンセプトなどを解説します。また、2021年9月に仕様変更された内容もあわせて紹介します。
2016年デビューのクロスオーバーSUV
スズキ イグニスのボディタイプはクロスオーバーSUVで、デザインのコンセプトは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」です。また、スズキらしいデザインを取り入れるため、過去のスズキ車の外観デザインをモチーフにしています。室内空間もシンプルで使いやすい設計になっているところも魅力です。
スズキ イグニスの特徴は全車に「マイルドハイブリッド」を搭載しているところです。マイルドハイブリッドはハイブリッド同様、エンジンとモーターを搭載しています。しかしハイブリッドと異なる点は、モーターだけでの走行ができない点です。
ハイブリッドは低速走行時、モーターのみのEV走行ができます。一方のマイルドハイブリッドではモーターのみの走行はできませんが、アイドリングストップからのエンジン始動時や、発進後の加速時にエンジンの動力を補助する役目を担っています。始動や加速のときの燃料消費が増えるタイミングで補助するため、燃費も向上するという仕組みです。
2021年仕様変更時に新グレードを追加
2021年9月7日の仕様変更により新グレード「HYBRID MV」が追加されました。HYBRID MVはLED仕様のヘッドランプとフォグランプ、リアにもフォグランプを装備し、バンパーのデザインも一新し力強い印象を与えられたデザインになっています。さらにシフトパドルも搭載され、運転する楽しさも追求されている1台です。
「HYBRID MG」と「HYBRID MF」については、「HYBRID MV」と同じバンパーを採用し、「HYBRID MG」にはキーレスプッシュスタートシステムとフルオートエアコンが追加されています。「HYBRID MF」にはラゲッジシェルフが標準装備になり、より利便性が向上しています。
イグニスは3グレードの設定
スズキ イグニスの現行グレードは、以下の3グレードです。
・HYBRID MF
・HYBRID MV
・HYBRID MG
それぞれ2WD、4WDが用意され、搭載しているエンジンやモーター、車体の全長、全高のサイズ、ブレーキも同じです。そのため、グレード選びは目的と予算によって違ってきます。ここでは、3つのグレードの特徴を解説します。
HYBRID MF
「HYBRID MF」は、スズキ イグニスの最上位グレードで、全幅が1,690mmと他の2グレードと比べて30mm大きいのが特徴です。また、エクステリア全般とインテリアの一部の仕様が他のグレードと異なります。
特にインテリアでは、本革巻ステアリングホイールや本革巻シフトノブ、本革巻パーキングブレーキレバー、メッキパーキングブレーキボタン、メッキドアハンドル、レザー調シート表皮などで高級感を演出しています。また、クルーズコントロールシステムが装備されるなど、快適性にも配慮されています。
HYBRID MV
「HYBRID MV」は中間グレードで、HYBRID MFと同様にフロントシートベルトショルダーアジャスターやLEDヘッドランプ、LEDポジションランプ、LEDフロントフォグランプ、LEDリヤフォグランプを採用しています。
また、HYBRID MFと違い、ルーフレール、フェンダーアーチモール、サイドアンダーモール、IRカット機能付フロントガラス、プレミアムUV＆IRカットガラス（フロントドア）、ラゲッジシェルフ、防汚タイプラゲッジフロアなどは採用されていません。
HYBRID MG
「HYBRID MG」は、ほかのグレードより室内寸法の全長のみ1,945mmと75mm短く設定されています。
また、後部座席の背もたれの分割割合が他のグレードは5:5のところ、HYBRID MGは6:4の割合を採用しています。左右の割合に差を持たせることで、座席として使用しつつ長尺で大型な荷物を積むことが可能です。
インテリアも最小限の装備になっていて、ホイールは15インチでタイヤの扁平率も65と他グレードとは異なります。このグレードのみ、スズキ セーフティサポートの有無が選べる仕様で、非装着車でしたら車両本体価格を抑えることも可能です。
イグニスは小型SUVを探している方におすすめの車種
普通車ながら軽量・小型なスズキ イグニスは、スズキが培ってきた技術により環境への配慮と実用性の高さの両方を兼ね備えたコンパクトSUVです。
マイルドハイブリッドであるスズキ イグニスの走行・環境性能が気になる方は多いと思います。ここからはスズキ イグニスの軽量ボディやマイルドハイブリッド、4WDなど、マシンスペックを解説していきます。
2016年度グッドデザイン賞受賞
スズキ イグニスのデザインは発売当初は賛否両論でしたが、他の車と違うオリジナリティが評価され、グッドデザイン賞を受賞しています。オリジナリティあるデザインは欧州の高級車メーカーが取り入れる手法と共通しており、車としての魅力が感じられる1台に仕上がっています。
2020年の改良時にはグッドデザイン賞を受賞していませんが、大衆向けのデザインに変更されていることで、多くの方にも親しみやすいデザインといえるでしょう。改良前と後では好みも分かれるため、改良前のイグニスに乗りたいのであれば中古車をおすすめします。
（参考：『スズキ イグニスの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
軽量コンパクトで小回りが利く
スズキ イグニスは独特のフォルムで、5ナンバーサイズながらもコンパクトな部類に入ります。また、重量も900kg未満と軽自動車並みの軽さで、最小回転半径4.7mと取り回しの良さが特徴的です。
スズキ イグニスは軽量化されているものの、スズキのプラットフォーム「HEARTECT（ハーテクト）」により、高剛性と軽量化を実現しています。また、軽量衝撃吸収ボディである「TECT」により、軽量化と高い安全性を両立させています。
ヒップポイントは620mmに設計されており、コンパクトSUVとして十分な視点の高さを感じられるでしょう。
マイルドハイブリッドで燃費も良し
スズキ イグニスはISGを用いたマイルドハイブリッド仕様により、WLTCモードで2WDが19.8km/L、4WDが19.0km/Lと燃費が良い点も魅力のひとつです。ISG（モータ機能付発動機）は、エンジンとは独立したパーツで、減速時にバッテリーの充電、発進・加速時にエンジンをアシストします。
また、燃費に影響する機能のひとつがアイドリングストップ空調設定カスタマイズ機能です。これによりアイドリングストップの条件を3つのモードから設定でき、マイルドハイブリッドとして環境へ配慮しながらも、ドライバーの快適性を高めています。
頼もしい4WDシステム
2WDと比べて10万~15万円程金額アップしますが、スズキ イグニスは全グレードに4WDモデルが用意されています。4WDは2020年の改良に伴ってアウトドア色が強まり、外装と内装の相性がさらに良くなったといえるでしょう。
最低地上高は180mmあり、下り坂での加速を抑制するヒルディセントコントロールや、発進時のスリップを防止するグリップコントロールによって、悪路でも高い走破性を確保しています。
イグニスやライバル車を買うなら中古車もおすすめ
コンパクトSUVながらもアウトドアやキャンプでも活躍できる車は、市場全体を見てもまだまだニッチな領域から外れません。
そのためスズキ イグニスは人気があり、納期まで2か月~3か月かかります。そこでおすすめなのが中古車です。中古車は納車の早い点がおすすめです。ここでは、スズキ イグニスの中古車相場を解説します。
また、スズキ イグニスのライバル車として、VW のアップ！とトヨタのアクアスペックと中古車相場を比較してみました。
イグニスの中古車相場
価格順で見ると2019年発売の特別仕様車である「Fリミテッド」が高く、次に2017仕様変更前後の上級グレードである「HYBRID MZ」「HYBRID MX」と続きます。2WDよりも4WDの方が、高値が付いています。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,700mm×1,690mm×1,595mm（Fリミテッド） |
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燃費（JC08モード） |
28.0km/L（2WD）/25.4km/L（4WD） |
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中古車相場 |
55万9,000円~150万9,000円 |
（2023年7月時点での情報です）
（参考：『スズキ イグニスの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
アップの中古車相場
CROSS Up!はVWが発売している乗用車Up!のSUVシリーズで、毎年数百台限定で販売されています。エンジンはUp!と同じ3気筒エンジンといえるでしょう。
CROSS Up！は国内での流通量が非常に少ないのでスズキ イグニスと比べると中古車探しも一苦労しやすい車種です。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,625mm×1,650mm×1,520mm |
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燃費（JC08モード） |
21.0km/L |
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中古車相場 |
49万9,000〜89万9,000円（アップ！シリーズ全体） |
（2023年7月時点での情報です）
（参考：『フォルクスワーゲン アップ！の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
アクアの中古車相場
アクア クロスオーバーはトヨタが2017年のマイナーチェンジで追加したアクアのグレードです。
アクアの長所でもある燃費の良さと、安全性の高さにSUVらしさをミックスし、外装にはルーフモールやフェンダーアーチモール、16インチのアルミホイールが装着されSUVらしさを演出した1台です。
ただしアクア クロスオーバーはFFのみの設定で、最低地上高を170mmと高めにしたことにより、あくまで「SUVらしい車」にとどまります。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
4,060mm×1,715mm×1,500mm |
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燃費（JC08モード） |
34.4km/L |
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中古車相場 |
29万9,000円〜261万9,000円（アクアシリーズ全体） |
（2023年7月時点での情報です）
（参考：『トヨタ アクアの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
イグニスやライバル車を買うならネクステージがおすすめ
スズキ イグニスのグレードの違いは、主に装備品の違いだけですので、選び方は簡単でしょう。ただし新車の納車は、世界的な半導体不足の影響を受けて2か月~3月か月程度かかっています。
スズキ イグニスは、2016年に登場したこともあり、それほど年数がたっていません。また、初代のデザインが欧州で高く評価されており、2つの特別仕様車が発売されていることからも、中古車もおすすめです。
希望の車両を全国から探せる
ネクステージは北海道から沖縄まで全国各地に店舗を展開しており、ホームページで簡単にお気に入りの中古車を探せます。
さらにホームページで希望の車両を見つけたら、最寄りの店舗に取り寄せることも可能です。ホームページに掲載していない中古車もあるため、特別仕様車が欲しいのであれば相談してみるのもおすすめです。
購入後のカーライフに備えられる
中古車購入で気になるのは購入後の車の状態でしょう。購入後でも安心で安全なカーライフを送れるように、ネクステージでは各種保証やメンテナンスサービスを充実させています。
無料保証はもちろん、有料保証で最大10年の保証を付けることも可能です。さらに、無料点検やオイル交換、ロードサービスなどの特典が含まれた「サービスサポート」も用意されています。
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まとめ
スズキ イグニスのグレード選びは装備によって決まるため、自分のライフスタイルに合ったグレードを選択すると良いでしょう。また、グッドデザイン賞を受賞したモデルや人気の高い特別仕様車のFリミテッドなどもあり、中古車の選択肢が幅広い車種ともいえます。
スズキ イグニスを中古車で探す際は、事故車やメーター改ざん車、水没車などのトラブルの危険性がある中古車を取り扱わない中古車販売店で購入することをおすすめします。ネクステージは車の品質管理を徹底しています。安心した車選びを可能にするネクステージへ、ぜひ足をお運びください。
▼ライタープロフィール
鈴木博之
エディター／ライター
出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。
