芸能

《ワイドナショー》武田鉄矢が“老害”を語る「誰かがやっつけられる立場にならないといけない、その悪役が私」

読む本の「8割はハズレ」と武田鉄矢

ネットでの心無い言葉にも「仕方ないです。認めます」と武田鉄矢さん

「海援隊」のボーカルとして『母に捧げるバラード』『贈る言葉』などの名曲を世に送り出し、俳優としては『3年B組金八先生』(TBS系)、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)など今も多くの人の記憶に残るドラマや映画で主演してきた武田鉄矢さん。

 近年は音楽活動、俳優業の傍ら、情報番組『ワイドナショー』(フジ系)のコメンテーターとしても活躍する。著名人のスキャンダルや社会問題について持論を述べる姿が話題だが、NEWSポストセブンの取材に武田さんは「私は番組では悪役。いつもやっつけられにいくんです」と語る──。【前後編の前編】 

* * *
『ワイドナショー』では何かと地雷を踏んでしまうみたいで、ネットには「老いぼれ」「老害、武田鉄矢」とか書かれているそうですね。私はネットニュースには興味がないから、自分で探して読んだりはしません。だからよく知らないのですが、仕事仲間が「あなた、今、すごい悪口言われているよ!」と教えてくれるんです。

 仕方ないです。認めます。老害っていえば老害ですわね。

 私の亡くなった母親の「年寄りだけは大事にしとけよ。損することはひとつもなかぞ」って口癖は名言だと思っていますが、甘えちゃいけないんですよ。74歳になった自分の戒めにしています。

 私の俳優デビュー映画『幸福の黄色いハンカチ』で高倉健さん、『男はつらいよ』の渥美清さんと共演したと言っても、今の若い人たちは知らない人も多い。だから、自分のキャリアを自慢して、その思い出話をしたとしても聞いてなんてくれません。それよりも「ガーシーを語ってほしい」と、求められるわけです。でも、私はガーシーに会ったこともないんですから、うまいことなんて言えませんよ。

関連記事

トピックス

なかやまきんに君が参加した“謎の妖怪セミナー”とは…
なかやまきんに君が通う“謎の妖怪セミナー”の仰天内容〈悪いことは妖怪のせい〉〈サントリー製品はすべて妖怪〉出演したサントリーのウェブCMは大丈夫か
週刊ポスト
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
外交ジャーナリスト・手嶋龍一氏(左)と元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が対談
【手嶋龍一氏×佐藤優氏対談】第2フェーズに突入した中東情勢の緊迫 イランの核施設の防空網を叩く「能力」と「意志」を匂わせたイスラエル
週刊ポスト
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン