中学時代の同級生は、悔しそうにそう話す。明るく、怒ることなどなかった花さんは、どちらかといえばおとなしく、いじめられるようなこともあったという。
「彼女は、ペットにミニ豚を飼っていました。それで、男子から豚くさいとか、そんな悪口を言われていたことがありました。それでも言い返さず、聞こえないふりをして感情を押し殺していました」
その後、母親と同じプロレスラーの道を選んだ。
「母親が殴られるのを見るのも嫌で、『自分はプロレスラーにならない』と、親の試合会場で言っていたくらい心優しい子でね。モラルもあって、礼を重んじていた。プロレスデビュー後はヒール役になったけど、演じていただけで、むしろ、年上に囲まれることが多かったからか、周りに気を使いながらも甘え上手でしたよ」(プロレス関係者)
関係者から聞く花さんと、『テラハ』で大炎上する画面上の花さんのイメージは大きくかけ離れている。
※女性セブン2020年6月11日号