マンガ『はたらく細胞』とは?

『はたらく細胞』は清水茜(しみず・あかね)先生の初連載作品。雑誌『月刊少年シリウス』で2015年3月号より連載が始まった体内細胞擬人化マンガです。

様々な細胞の特徴や、細胞と細菌、ウィルスの戦いなど我々の体中で起きている現象がとても丁寧に描かれています。分かりやすいイラストと説明で構成されているので、自然と理科や生物について学べる作品だと思います。

『このマンガがすごい!2016』ではオトコ編7位を獲得するなど連載当初から細胞擬人化というアイディアやストーリーの面白さで注目を集めています。

2018年7月より待望のアニメ放送が開始。
ほかにも吉田はるゆき先生によるスピンオフマンガ『はたらく細菌』、杉本萌先生によるスピンオフマンガ『はたらかない細胞』の連載もスタートするなど、メディアミックスが進行中!

今、最も注目すべきコミックなのです。

電子版『はたらく細胞』コミック第1巻

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『はたらく細胞』のおすすめエピソード

『はたらく細胞』は各細胞の役割や機能、病気を発症した時の細胞やウイルスの働きなどを、コミカル時々シリアスに描きます。
「風邪」「花粉症」等の身近な病気や体内を健康に保つための細胞の機能など役立つエピソードが満載です。

今回は、Neowingの書籍・電子書籍販売担当のトミヲが厳選したオススメエピソードを4つをご紹介。『はたらく細胞』の魅力について語ります。

第2話 スギ花粉アレルギー (コミック1巻収録)

まず最初にオススメするエピソードは「スギ花粉アレルギー」つまり「花粉症」の話です。

皆さんは花粉症、大丈夫ですか?
トミヲは毎年苦しめられています。

「花粉症」とはスギなどの花粉が目や鼻の粘膜に付着したときに免疫反応が過剰になって引き起こされるアレルギー反応です。
第2話「スギ花粉アレルギー」では、花粉が体内に侵入してきた時に細胞がどのように作用して「花粉症」を引き起こしているかが描かれます。

スギ花粉アレルギー

最終的に引き起こされた花粉症の症状を「くしゃみ」→「ミサイル」、「鼻づまり」→「地殻変動」、「涙」→「大洪水」で表現しています。体内の細胞たちからみると、もはや「アルマゲドン」状態なんですね。

毎年3月から4月にかけて花粉症になるので今度発症したら「やべー、花粉症でミサイル連射(くしゃみ止まらない)、鼻の地殻変動多すぎ(鼻づまり治らない)、目から大洪水~(涙止まらん)」と言うことにします(笑)

第3話 インフルエンザ (コミック1巻収録)

冬になると話題に上がる「インフルエンザ」のエピソードです。インフルエンザ怖いですよね。
この話はインフルエンザウイルスが体内に侵入したとき、免疫系がどのような作用をするのかが描かれています。

インフルエンザ

コミック3巻には「風邪症候群」(いわゆる風邪です)が収録されていますので、合わせて読むと「インフルエンザ」と「風邪」の違いなどに興味が持てるのではないでしょうか。

このように病気を発症したとき、体内で何が起きているのかをイラストと分かりやすい説明で知ることが出来るのは『はたらく細胞』の魅力の1つです

第7話 赤芽球と骨髄球 (コミック2巻収録)

『はたらく細胞』の主人公ポジション「赤血球」と「白血球(好中球、好酸球、好塩基球)」の子供のころに当たる赤芽球と骨髄球のエピソードです。
赤血球と白血球の元は同じ「骨髄系幹細胞」から出来ているとか、赤芽球の成長にマクロファージが関わっているとか、生物をまともに勉強してこなかったトミヲは「なるほど~」とうなずきながら読んでいました。勉強になりますね~。

赤芽球と骨髄球

血球の分化とか生物のテストに出てきそうですね。この話を思い出せばテストもバッチリです。

第10話 血液循環 (コミック3巻収録)

酸素お届け人・赤血球のお仕事である酸素を肺で受け取って心臓から飛び出し、体中の細胞に酸素を届け、二酸化炭素を受け取って、心臓や肺に戻る一連の流れを学べる話。

心臓をどの順番で通って、肺に行って、また心臓のポンプで押し出されて全身を巡って・・・など、中学校の理科で勉強した記憶があります。心臓の図とかそのまま教科書に載ってそう!

赤芽球と骨髄球

理科が苦手な人でもマンガならば絵があるのでイメージがつきやすく覚えやすいのではないでしょうか。

『はたらく細胞』を読むと自然と理科の勉強になるのではないかと思います。
マンガを読んで勉強もできる。いいんじゃないでしょうか。

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マンガ『はたらく細胞』の感想

我々の最も身近で最も大切な存在「細胞」を擬人化した、いままでありそうでなかったマンガです。
「赤血球」や「白血球」などのメジャー(?)な細胞の名前や働きは知っていましたが、「キラーT細胞」とか「マクロファージ」などの体の中で重要な役割を果たしているけど初めて名前を聞く細胞も多く、読めば自然と勉強になるマンガだと思います。

他にも「インフルエンザ」「花粉症」「がん」など、病名は知っているけど実際に体内で何が起こっているのかを詳しく知らなかった病気についても学ぶことが出来ます。

読めば自然と勉強にもなるマンガ、それが『はたらく細胞』です。

こちらの特集もあわせてチェック!

2018年7月より放送開始!アニメ『はたらく細胞』


体内細胞擬人化漫画『はたらく細胞』が待望のアニメ化!

「赤血球」役の花澤香菜さん、「白血球」役の前野智昭さん、「キラーT細胞」役の小野大輔さん、マクロファージ役の井上喜久子さんをはじめ人気声優が細胞たちに命を吹き込みます。
マクロファージがインフルエンザウイルスをバッサリとぶった切るシーン、超楽しみです。

アニメ『はたらく細胞』主題歌

エンディングテーマ ClariS「CheerS」

マンガ『はたらく細胞』(紙版)

マンガ『はたらく細胞』(電子版)

マンガ『はたらく細胞』スピンオフ作品(紙版)

マンガ『はたらく細胞』スピンオフ作品(電子)

この記事を書いた人

トミヲ トミヲ:Neowingの書籍と電子書籍販売を担当しています。Twitterも担当していますので、ぜひフォローして下さい♪

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