パナソニック汐留美術館「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」会場
明治から昭和にかけて京都で画家・図案家として活躍した神坂雪佳(1866-1942)を紹介する展覧会が、東京で開催される。
神坂雪佳は京都生まれ。俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一らによって江戸時代初期から受け継がれてきた装飾芸術である琳派に強い関心を寄せ、その表現手法にとどまらず彼らの活動姿勢にも共感し、自ら実践していった。
展覧会は京都・細見美術館が監修。雪佳の代表的作品に加え、雪佳が手本とした琳派の美をうかがわせる本阿弥光悦、尾形光琳らの名品をあわせて、絵画・図案集・工芸品など約80点を展示。
古典と近代的発想を融合させ、美術と意匠の二つの分野を自在に往来した近代琳派・神坂雪佳の多彩な世界を紹介する。
「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」はパナソニック汐留美術館で2022年10月29日(土)~12月18日(日)に開催。入館料は一般 1,000円など。
パナソニック汐留美術館「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」会場
パナソニック汐留美術館「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」会場
パナソニック汐留美術館「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」会場