倉俣 史朗氏デザインの椅子を展示しました

新展示

how high the moon sing sing sing
《How High the Moon》左 《Sing Sing Sing》右

倉俣 史朗氏は、20世紀後半に世界的に活躍したデザイナーです。
彼はそれまで家具に使われることのなかった建築用のエキスパンドメタル(金網材)を使用しました。

倉俣氏の作品の名前は好きだったジャズや、映画、ミュージカルにちなんだものが多くあります。
《How High the Moon》はミュージカル『Two for the Show』のために書かれた曲名です。
《Sing Sing Sing》は、スウィングジャズの代表曲から名付けられました。

インテリアデザイン史に残る傑作を身近に見学できるチャンスです。

倉俣史朗

1934年  東京に生まれる
1956年  桑沢デザイン研究所卒業
1965年  クラマタデザイン事務所設立
1976年頃 高松次郎や横尾忠則と活動を共にする
1872年  毎日産業デザイン賞受賞
1981年  デザイン運動、メンフィスに参加する
      日本文化デザイン賞受賞
1990年  フランス文科省芸術文化勲章受賞
1991年  急性心不全にて死去