トレンド

【大相撲幕内“給金番付”】現役力士の「本当の収入」公開 大関より平幕の「持ち給金」が多いケースも

「土俵に埋まるカネ」が一目瞭然(その1)

「土俵に埋まるカネ」が一目瞭然(その1)

 ただし、基本給とは別に、過去の成績に基づく「力士褒賞金(持ち給金)」が場所ごとに年6回支給される。この持ち給金の違いが大きいのだ。

「各力士は序ノ口デビューの際にまず3円の持ち給金が設定され、本場所で勝ち越した星ひとつにつき0.5円が加算される。地位による最低支給額があり、十両になると持ち給金は40円にアップし、場所ごとに4000倍された額が支給されます(持ち給金40円=支給額16万円)」(協会関係者)

 8勝7敗なら0.5円(支給額2000円)、9勝6敗なら1.5円(同6000円)といった具合に持ち給金は加算され、負け越しても減額はない。番付による最低支給額は幕内で60円(同24万円)、大関で100円(同40万円)、横綱で150円(同60万円)となる。

 他にも平幕が横綱を破る金星は10円(同4万円)、幕内優勝は30円(同12万円)、全勝優勝だと50円(同20万円)が加算され、それが関取である限りは現役を通じて毎場所、支給されるのだ。

「この給金制度が誕生したのは1899年とされます。明治に入って大相撲が実力主義に移行し、力士の意欲を高めるために導入された。上位陣の多くが勝ち越すと、下位は勝ち越しても番付がそれほど上がらなかったりするため、番付だけで収入が決まる不平等を補正する目的があるとされます」(ベテラン記者)

「金星」がデカい!

 持ち給金はちょっとした違いで大きな差が生じる。全勝優勝すると持ち給金はプラス50円に加え、「15の勝ち越し」で7.5円が加算され、合計で57.5円(同23万円)増えるが、14勝1敗の優勝だと、優勝の30円と「13の勝ち越し」の6.5円で、36.5円(同14.6万円)しか増えない。

 また、平幕生活が長くても、金星が多いと有利だ。金星が史上最多の16個あった安芸乃島(現・高田川親方)の持ち給金は300円に達した。毎場所120万円の支給だから相当に大きい。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。