新たな産業創出を目指すスタートアップ企業をハンズオンで支援するグロースファンド「THE FUND」の設立について

株式会社みずほフィナンシャルグループ（執行役社長：坂井 辰史）の連結子会社であるみずほキャピタル株式会社（社長：大町 祐輔、以下「みずほキャピタル」）と株式会社みずほ銀行（頭取：藤原 弘治、以下「みずほ銀行」）は、シニフィアン株式会社（共同代表：朝倉 祐介、以下「シニフィアン」）とともに、グロースステージ（※）のスタートアップ企業をハンズオン（経験に基づく実践的な成長支援）で支援するグロースファンド「THE FUND」（総額200億円、以下「本ファンド」）を本日設立しました。

本ファンドは、新たな産業創出を目指す株式上場前のスタートアップ企業に対して出資を行い、株式上場後も経営面、財務面での継続的な支援を行っていくファンドです。
グロースステージのスタートアップ企業において、株式上場前に事業成長に向けた資金調達の大型化が進む一方で、大口のリスクマネーを供給する投資家は限定的な状況です。また、グロースステージのスタートアップ企業は、「経営戦略」・「財務戦略」・「組織運営」・「ガバナンス」といった株式上場前後における特有の経営課題を抱えています。
本ファンドは、グロースステージのスタートアップ企業に対し、リスクマネーの供給に留まらず、これらの経営課題に対する成長支援をハンズオンで行うファンドであることが特徴です。

ファンド運営を行うジェネラル・パートナーには、みずほキャピタルとスタートアップ企業に対する「成長支援ノウハウ」を有するシニフィアンが共同で就任します。みずほ銀行は、LP出資者として出資を行います。

<みずほ>は、5ヵ年経営計画の基本戦略である「オープン&コネクト」を推進し、重点戦略であるイノベーション企業へのリスクマネーの供給、産業振興・育成支援に向けてグループ一体で取り組んでいます。今後も、産業構造変化の中での事業展開の戦略的パートナーとして、イノベーション企業を支援していきます。

（※）グロースステージとは、スタートアップ企業が一定の事業基盤を構築し、さらなる成長を目指すフェーズを指します。

以上