福岡発のフレッシュなアイドルグループ「Lit★V」が初の東京遠征を実施。秋葉原で熱血ステージを披露した

 福岡発の3人組アイドルグループ「Lit★V」(リットビー)が12月27日、福岡のアイドルグループ4組とともに行っている「ドライブツアー」の東京編(ドライブツアーin東京)に出演。東京・秋葉原にある秋葉原アイドルステージを舞台に、姉グループにあたる「Perfo★ism(ぱふぉにずむ)」譲りのダイナミックなパフォーマンスで、遠征組だけでなく、東京のファンも含め、会場に集まった観客を大いに魅了していた。

 さて、Lit★Vは本稿では初登場なので、その沿革について簡単に紹介しておくと、メンバーは橘明里、岬沙綾、泉ここなの3人。明里と沙綾については、かつて、別稿にて紹介した桜衣かれんも所属していた「Perfo★ism」の妹グループ「Rinohila(リノヒラ)」に所属しており、そこに、ライブアイドルの経験を持つ泉ここなを迎えて、2023年1月に結成されたグループとなる。楽曲は、Perfo★ismのそれを引き継いでいるが、今回のステージで3曲目に披露した「Notyet」が、グループ初のオリジナル曲となる。ちなみに、オフィシャルX(旧ツイッター)見ると、Lit=すごく楽しい/V=very victory Vサインetc……の意味を込めたグループ名になっているそうだ。

 話をライブ本編に戻すと、Lit★Vの出番は、OAの桜衣から数えて3組目(19:20~)。記者はSEを初めて聞いたが、Perfo★ismのそれとは違う、ある意味宇宙的な印象を受ける仕上がり。オープニングナンバーは、Perfo★ismの解散以来、約4年ぶりに生歌を聞く「アナトワナ」。会場に集まったファンからの口上・声援も的確に入っていて、早くも熱いファンを獲得しているようだ。感覚としては、Rinohila時代よりも少し声のキーが下がった感じか? (テープで聞いているので判別が難しいが、おそらく)泉のソロパートの高域の伸びはとても綺麗だった。続いては勇ましい感じの「Empty」、そしてオリジナル曲の「Notyet」(かなりメッセージ色の強い曲に感じた)と来て、オーラスはエンディングに相応しい「SUMMER TIME」をタオルを分回しながら歌唱して、東京初ステージは盛況の内に終了した。

 なお、本日12月29日はそのドライブツアーのファイナル「ドライブツアーin広島」が、翌12月30日は「ドライブツアー お疲れさまでした!!!」ライブが開催される。また、2024年1月28日には、Lit★Vの結成1周年記念ライブが行われる予定だ。

●ライブ「Lit★V 1周年ライブ」
2024年1月28日(日)
1部 14:00~ ゲスト:Perfo★ism(かれん、かの、くれあ、もか、りか、さあや)
2部 17:30~
@Buddyup!

Lit★V
橘明里 X
岬沙綾 X
泉ここな X