みなさん、ハヤトウリってご存知ですか?
熱帯アメリカが原産とされるウリ科の植物で、
日本には大正6年に最初に鹿児島に持ち込まれ
栽培が広まり薩摩隼人の瓜という意味でハヤトウリと呼ばれるようになったのだとか。
ハヤトウリは生産性が高くて、1株から100個~200個も収穫できるので
別名を、千成瓜とも呼ばれているみたいです。
ハヤトウリには葉酸やビタミンK、カリウムなども含まれていて
栄養価もあります。
私は京北へ来るまでは、このハヤトウリを見たことも、食べたこともありませんでした。
実はハヤトウリの旬は10月下旬から11月だそうで、今が食べごろ!
そして、ありがたくも、おすそ分けをいただいたので、家族も好きな
「きんぴら」を作ることにしました。
まずは、洗って皮を剝きます。
ちなみに、ハヤトウリの断面はこんな感じです。
真ん中に種が入っています。
種を取り、皮を剝いたら、薄く切ります。細く切っても良いのですが、
我が家は、いつもこんな感じに薄く(笑)?切っています。
デコボコなのと少々、ぬめりもあるので皮を剝くときは気を付けてくださいね。
下ごしらえができれば、あとは「きんぴら」を作る要領で作っていきます。
フライパンにごま油を熱して、切ったハヤトウリを炒めます。
油が回ってしんなりしてきたら、砂糖大さじ2杯、みりん大さじ1と1/2杯を加え
なじませたら、最後に醤油を大さじ4杯入れ、汁気を飛ばすように炒めます。
汁気がなくなってきたら最後に小口切りした鷹の爪を入れてさっと炒めて
火を止めて完成です。
この日はハヤトウリ3個分調理しました。瓜類なのでハヤトウリからも水分がでるので
全部汁気を飛ばすのは大変なので、ご家庭で味や様子をみながら作ってみてくださいね。
我が家は胡麻好きなので、最後に胡麻をかけてみました。
冷めても美味しいので、お弁当のおかずにも重宝します。
「きんぴら」以外にも、溶き卵と一緒に中華風スープに入れたりもしますよ。
ハヤトウリ、京北では道の駅ウッディ京北さんでも
販売されている日もありますよ。(入荷がない日もあるのでご確認くださいね)
今が食べごろのハヤトウリ、ぜひお試しください!