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2023年12月17日(日) 放送分

新木優子俳優・モデル
Vol.1280

「やりたいことは全部やる!」
世界を駆け抜けた20代最後の1年

モデルとしてのクールな表情が一転、屈託のない笑顔がはじける。新木優子はいつも、変幻自在だ。
多くのファッション誌の表紙を飾り、世界的ブランド・ディオールのアンバサダーを務めるなど、モデルとしては引く手あまた。俳優としての活躍も目覚ましく、今年は4本のドラマや映画に出演。世界配信の作品も多く、海外にもファンが増えている。
取材に入ったのは2022年12月。29歳の誕生日を迎えたばかりだった。
イ・ジェハン監督による日韓合作の配信映画に参加した新木は、ろう者という難しい役どころに挑戦していた。言葉を発しない演技は初めて。耳が聞こえないなかでピアノを奏でるという、音を感じることを表現する難しさにもがいていた。
別の作品の撮影では2か月間、タイ・バンコクに滞在。現場とホテルを往復する毎日の中、滞在先のホテルに招き入れてくれた。思いのほかリラックスしていた新木が語ったのは、自らの現在地や恋愛のこと。
そんな彼女も不遇の時代が長かったことはあまり知られていない。オーディションに全て落ち、大学時代には一般企業への就職を考えたこともあった。だから、いま応援してくれるファンを最も大切にしている。日常のファッションを包み隠さずインスタグラムに投稿、女性を中心にフォロワー数は490万を数える。

「20代は名残惜しいみたいな気持ちもあるけれど、30代の女性たちがとてもキラキラしているので早くそこにも行ってみたい」
軽やかに、しなやかに世界を駆ける新木優子...20代最後の一年を追った。

PROFILE

1993年12月15日東京都生まれ。
スカウトをきっかけに2008年モデルデビュー。
2014年から「non-no」の専属モデルを8年間務める。
2020年、ディオールのジャパンアンバサダーに就任。
2021年にはベストジーニストを初受賞。
俳優としても ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」で「第8回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」新人賞を受賞。
推しはモーニング娘。

STAFF
演出:宮口景子
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:髙橋秀典
音効:井田栄司
編集:菅原佐和子
制作協力:TBSスパークル
プロデューサー:沖倫太朗・水野雅之・青柳朋子

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